入籍前日の大切な時間は、大切な人と一緒に
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入籍をする前日の過ごし方で最も多いのが、「大切な人と過ごす」という過ごし方。両親や兄弟姉妹、学生時代からの友人などこれまでの長い時間を一緒に過ごし、自分の成長を見守ってくれた大切な人たちと大切な時間を過ごしたいと考える女性が多いようです。
両親や兄弟姉妹と家族時間を噛み締める
家族の時間は日常的すぎて、そこにある何気ない幸せに普段はなかなか気づけないものです。結婚し家を出る花嫁は、入籍の前日に家族の温かさを改めて感じることが多いようです。
両親と過ごすときは、幼い頃からの思い出話に花を咲かせたり、「今まで育ててくれてありがとう」という感謝の想いを言葉にして伝える良い機会。明日から新しい籍に入ることを実感し、気持ちも引き締まりそうですね。母親から入籍後の結婚生活についてアドバイスをもらったり、両親や兄弟姉妹の入籍や結婚の体験談を聞くなど、今まであまりしてこなかった会話も家族みんなで楽しめそうです。
親しい友人たちと独身最後の夜を満喫!
今まで自分と一緒に成長し、いろいろな相談をし合ってきた友人と過ごすのも、独身最後の一日を彩る過ごし方として人気です。
入籍し妻になると、親しい友人であっても今までと同じように遊びに行ったり、夕飯に出かけることが難しくなりがち。独身最後の一日を時間を気にせず女友達と思う存分楽しみたい女性の中には、ホテルに宿泊しパジャマパーティを開催する人も。バチェロレッテ・パーティで賑やかに過ごすのも思い出に残りそうですね。
彼とロマンティックな恋人時間
入籍前日に彼とともに過ごし、これからのことや入籍を控えて嬉しい気持ち、少し不安な気持ちなどその時の素直な気持ちを伝え合い、これから支え合っていくことを確認し合うのも素敵。
既に同居している場合は彼と一緒にいることが当たり前になりつつあるかもしれませんが、恋人時代よく行ったデートコースに出かけたり特別なレストランを予約すれば、恋人同士のロマンティックな雰囲気を楽しめそうです。
結婚式当日に入籍する人の中には、入籍前日は彼と一緒に結婚式準備で慌ただしく過ごした、という女性も。ロマンティックではなくても二人で準備を楽しめていれば、良い思い出になりそうですね!
自分のペースでのんびり、ひとり時間を楽しむ
入籍し結婚生活がスタートすると、ひとり時間はなかなか確保しにくいもの。生活のリズムも相手のペースも考えながら過ごすようになります。入籍前日は大切な自分のために、マイペースにひとり時間を楽しむのも贅沢な過ごし方。
入籍前日が平日の場合、気持ちはワクワク、ソワソワしていても、仕事は普段通りあるという女性もいるでしょう。まだ同居を始めていない場合は、仕事帰りに自分のお気に入りのお店やレストランに立ち寄ったり、帰宅後のおうち時間をのんびり過ごしながら、独身時代を振り返ったり入籍後の生活に想いを馳せるのも充実したひとり時間となりそうです。
漠然とした不安…マリッジブルーの乗り越え方
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結婚が決まってからなぜか漠然と不安になるマリッジブルーを入籍前日に強く感じる女性も多いようです。彼や自分にイライラしたり体の不調が続いていると、不安はさらに強くなりがち。「こんな気持ちのまま入籍したくない!」と感じる人もいるでしょう。入籍前日にマリッジブルーになる理由と不安を吹き飛ばす対処法を調べました。
入籍前日にマリッジブルーになる理由
姓が変わることへの寂しさ
自分の姓が変わることで、両親や兄弟姉妹と離れ離れになることを実感し寂しくなったり、家族との繋がりが消えてしまうと感じる女性が多いようです。慣れ親しんだ姓を名乗れなくなることへの抵抗感を感じる場合も。
結婚後の生活への不安
彼と始める二人の結婚生活に対する不安がマリッジブルーの原因になることも。彼だけでなく彼の家族や親族とうまくやっていけるのか、経済的に困ることはないかなど相手ありきの不安だけでなく、家事を上手にこなせるか、良い妻・良い母に自分はなれるのかなど自分に対して不安を抱いてしまう女性も少なくありません。
彼に対する不安
特に結婚式準備を進めている場合、式準備の中で彼に対しイライラが募り、「この人で本当に大丈夫?」と感じてしまうケースは多いようです。既に一緒に暮らしていると、恋人時代には見えなかった彼の生活の癖を目の当たりにし入籍前から不満を感じていることも。
不安はあって当たり前、まずは誰かに打ち明けて
入籍によって変わる環境の変化は、これまでの人生では経験したことのないもの。初めての経験に不安な気持ちが出てきてしまうのは当然ですよね。ひとりで悩みすぎると悲観的な方向へと考えが進みやすいため、入籍前日に不安な気持ちが強まってしまったときは、まずは誰かに話を聞いてもらいましょう。母親や友人など気軽に話せる相手に不安を打ち明ければ気持ちも軽くなるはずです。
なんとなく落ち込む、なんとなくモヤモヤする、そんなプチうつ気分にあるときは、彼と二人で楽しかった思い出やこれからの二人の未来像をゆっくり話してみるのも良さそうです。不安が漠然としていて原因がわからないときは無理に解決しようとせず、希望に満ちた未来予想を楽しんでみましょう。
些細なことで思わずけんかに!どう対処する?
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入籍前に彼と喧嘩してしまう女性は意外と多いものです。その多くはマリッジブルーによって発生している不安な気持ちや、結婚式準備の進行中で意見が合わない、準備を進めないパートナーにイライラしてしまうことが原因。こうした喧嘩を発端に、「明日の入籍、考え直した方がよいかも…」と思う女性もいるでしょう。でもちょっと待って!その喧嘩、恋人時代の自分たちなら勃発していた喧嘩でしょうか?
実は彼もマリッジブルーになっている
マリッジブルーは女性特有のものと思われがちですが、それは間違い。入籍前に女性がマリッジブルーになるのと同じように、男性もマリッジブルーになっている可能性は大いにあります。
男性のマリッジブルーは、これから家族を支えていかなければならないプレッシャーや経済的な重圧、「自由な時間がなくなるのでは…」という不安からきている場合が多いようです。細かい作業の多い結婚式準備や新婦の親類と良好な人間関係を築き続けなければならないことも、苦手な男性にとってはストレスになりがち。
責任という重圧にパートナーも向き合っていると考えると、不安なのは自分だけではないことがわかります。マリッジブルーを抱えた者同士が一緒にいれば、喧嘩も起きやすくなるもの。でもその喧嘩は、入籍前という特別な状況が生み出したものであることを忘れずに。
上手に仲直りできればさらなる信頼を築ける!
入籍後の結婚生活でも夫婦喧嘩はつきもの。ここで上手な仲直りの方法をお互い取得できれば、夫婦になってからも安心してお互いの意見や想いを伝え合うことができそうです。
後に残さずスッキリと仲直りするためには、こちらから折れて早めに謝ることが効果的。お互い今まで経験したことのない不安や重圧を抱いている分、入籍前日や結婚式を控えている状況で喧嘩が長引くと、想像以上の溝がふたりの間にできてしまうことも。この喧嘩が起きるほど近い存在になったことや、結婚を決めたときの想い、ふたりで築きたい家庭像などを思い返し、まずはお互いの感情を鎮めるためにも自分から謝罪の言葉を口にしましょう。「あなたと仲直りしたい」という気持ちが相手に伝われば、「ごめんね」の後にふたりで話し合うことも難しくないはずです。
まとめ
入籍前日の独身最後の一日を有意義に過ごそう
入籍を控えた前日は、独身最後となる人生で一度しかない貴重な一日。思い出に残るよう大切に過ごすことができれば、入籍後の結婚生活へとスムーズに気持ちを切り替えられそうです。両親や兄弟姉妹、友人、彼など自分にとって大切な人たちと過ごすせば有意義な時間になりそう。マリッジブルーになってしまっていても、大切な人に話を聞いてもらえれば、気持ちも軽くなりそうです。自分のためだけに過ごすひとり時間を満喫するのも良いですね。
自分が思い出として残したい独身最後の過ごし方を選び、入籍前日を有意義な一日にしましょう。