結婚の挨拶を迎える側の親の言葉や対応、質問は?挨拶の流れと子どもの結婚相手を自宅に迎える際のマナー

結婚の挨拶を迎える側である親は、子どもが彼氏、彼女を連れてきた際にどのような言葉をかけて出迎え、おもてなしをしたら良いのでしょうか。自分の子どもが大切に思っているパートナーに「良いご両親で良かった」「しっかりした家庭で育ったんだな」と安心してもらえるように、結婚の挨拶の流れや対応する際の言葉、おもてなしのマナーについて確認をしておきましょう。

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    結婚の挨拶での親側の準備とは。服装、お茶やお菓子の準備、家の掃除

    結婚の挨拶での親側の準備とは。服装、お茶やお菓子の準備、家の掃除

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    結婚の挨拶で子どもが結婚相手を連れて挨拶をしたいと言われた場合、迎える親側にも準備が必要になります。

    【結婚挨拶で迎える側の親が確認したい準備ポイント】
    ・結婚挨拶の日取りと時間の決め方
    ・結婚挨拶の場所は実家が良いか外食先が良いか
    ・結婚挨拶で出すお茶やお菓子は何がよいか
    ・結婚挨拶で食事はお出しすべきか
    ・結婚の挨拶の当日の親側の服装
    ・結婚挨拶の当日の流れ
    ・結婚挨拶での手土産の受け取り方
    ・結婚挨拶で子どもの彼や彼女に親側からの質問内容

    親側の事前準備や服装については、詳しくはこちらをご覧ください。

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    結婚の挨拶を受ける流れを確認

    結婚の挨拶はどのような流れで行われ、どのような配慮がひつようなのかをしっかり確認しておきましょう。

    【結婚の挨拶を迎える側、親側のおもてなしの流れ】
    (1)子どもの彼氏、彼女を出迎える
    (2)玄関で簡単な挨拶の後居間に案内する
    (3)手土産を受け取った場合要冷蔵のもの以外は一度上座へ
    (4)お互いに挨拶をして着席する
    (5)着席したらすぐにお茶とお菓子を出す
    (6)場の雰囲気がなごむまで簡単な会話をする
    (7)親から結婚に関しての質問は結婚の挨拶を受けた後に行う
    (8)おいとまを切り出されたらお預かりしていたコートや荷物を用意する
    (9)玄関で挨拶をしてお見送りをする

    結婚の挨拶の一般的な流れ。自宅で出迎える際の言葉、セリフ、行動例

    結婚挨拶

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    自宅で子どもを出迎える場合の、結婚の挨拶の一般的な流れに沿いながら、親側の出迎えの言葉や挨拶の文例、おもてなしや配慮でちゅういすべきマナーなどを追っていきましょう。

    結婚の挨拶にきた子どもの結婚相手の出迎え方と出迎えの言葉の例文

    インターホンが鳴ったらなるべく早く出る

    子どもの結婚相手が来たら、なるべく早く玄関や門を開け、ていねいに出迎え「待っていた」という歓迎の気持ちを表します。玄関での出迎えの際は、どちらか片方のみ、または両親そろって出迎える場合と、どちらでもかまいません。コートや荷物を預かり、ハンガーにかけましょう。雨の日には傘立てを用意し、傘をスムーズに預かれるよう配慮しましょう。

    出迎えの挨拶の言葉と例文

    出迎えの際には相手の挨拶を受けてから、こちらも挨拶をして出迎えの言葉をかけて歓迎しましょう。

    ・初めて子どもの結婚相手に会う場合の挨拶と出迎えの言葉の文例
    「始めまして、〇〇の父です。今日は暑い中お越しくださり、ありがとうございます。」

    ・遠方から来てくれた結婚相手に会う場合の挨拶と出迎えの言葉の文例
    「遠いところをようこそお越しくださりました。〇〇の母です。どうぞおあがりください」

    部屋へ案内してから履物を揃える

    結婚相手を一度部屋へ案内し、お茶とお菓子などを出してから、玄関の端に脱がれた履物を中央に並べ替えます。そのときに、埃などがついていたら、軽く拭いたりブラシをかけおいてもいいでしょう。

    ペットは原則として客前に出さない

    犬や猫などのペットを飼っている場合、客前では原則としてペットは出さないよう配慮します。万が一結婚相手が動物アレルギーである場合も考慮しましょう。動物が好きだという確認が取れて、相手の了承を得てから、ペットを部屋に招き入れるようにしましょう。

    兄弟姉妹は結婚の挨拶が終わった後改めて挨拶をする

    兄弟姉妹が同居している場合、家族そろっての出迎えは歓迎が伝わるため問題はありませんが、結婚の挨拶の場に同席するのは避けましょう。まずは結婚相手と子どもの結婚への思いや真剣な話を、親がしっかり聞いた上で、挨拶が終了したきりの良いところで同席を許可して全員で盛り上がるのが良いでしょう。

    居間に案内した後のお茶やお菓子を出すタイミングと言葉の例文

    居間に子どもの結婚相手をお通しした後、着席する前に手土産をいただくことがあります。丁重にお礼を言って受取り、着席後に相手の挨拶を受けてから改めて挨拶を行います。

    相手の好みを考えた飲み物とお菓子を出す際の言葉の文例

    相手の好みに合わせ、お茶を用意できると配慮が行き届いている印象です。コーヒー・紅茶・日本茶などを用意しておき、好みを伺ってからキッチンに立ってもいいでしょう。お茶菓子をお茶に合わせて二種類用意する場合もあります。
    「日本茶と紅茶やコーヒーでしたらどちらがお好みでしょうか?」

    手土産を頂いた場合のいただき方、その場での出し方と言葉の例文

    結婚相手から手土産をいただいたら必ずお礼を伝えましょう。
    「要冷蔵ですからすぐに冷蔵庫へお入れください」といった指示がない場合は、床の間や上座に当たる場所へ一旦置きます。上座に置いた手土産は、お茶を入れにキッチンに立つときに自然にさげます。結婚相手が帰るるまで置きっ放しにしておくことは失礼になるので、注意しましょう。

    ・手土産を頂いた際のお礼の言葉の文例
    「ごていねいにありがとうございます」
    「お気づかいいただき恐縮です。ありがたく頂戴いたします」

    要冷蔵や生もの、賞味期限が短い手土産は、その場で出しても失礼には当たりません。
    ケーキのようにすぐに食べられるものを頂いた場合には、お客様に出して喜びを分かち合うのが礼儀とされています。また、もしあらかじめ準備していたものと重複してしまったら、手土産のほうを優先したほうがいいとされています。

    ・手土産をすぐに出す際の言葉の文例
    「とても美味しそうなものをありがとうございます。おもたせですけれども、一緒にいただきたくて」

    結婚の挨拶の場で子どもの結婚相手との会話で注意したい話題

    いきなり結婚の挨拶を切り出されるのは唐突な印象もありますし、初対面の場合は親側としても子どもの結婚相手の人柄が何も分からずに結婚を許していいのか、判断に迷う場合もあります。会話の前半は親側から何気ない日常会話などで緊張感を解き、自然な流れを作ってあげるよう配慮しましょう。
    子どもの結婚相手にいろいろなことを聞いてみたい気持ちも分かりますが、結婚の挨拶が終わるまでは、お互い場が和むまでは当たり障りのない話題で雰囲気を和らげましょう。

    ・適した話題
    季節や天候の話、仕事、出身地や家族の話、ペット、ふたりの子どもの頃の話
    ・避ける話題
    宗教の話、政治の話、スポーツの話、自慢話、下ネタ

    結婚の挨拶で本題「結婚の許し」を切り出された際の親側の言葉の例文や注意点

    結婚の挨拶で本題結婚の許しを切り出された際の親側の言葉の例文や注意点

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    結婚の挨拶を切り出されたら、二人の今後や結婚の展望、結婚相手についてなど、気になっている部分を質問して確認しましょう。

    相手への質問等は結婚の挨拶を受けてから

    初対面の場合は、親として子どもの結婚相手に確認したいことや聞きたいことはたくさんあるでしょう。ですが、会話の最初から相手について質問攻めにしてしまうことは、相手に不可観、不信感を与えかねません。できれば結婚の挨拶や許可について切り出されてから、相手のことや結婚についてどう考えているかの質問を行うようにしましょう。

    結婚挨拶の場で子どもが結婚する相手へ確認しておきたい親からの質問

    子どもの結婚相手と初対面の場合や、面識はあってもあまりよく分かっていない場合は、幾つか質問したいことを事前にある程度決めておきましょう。質問のしすぎや聞きすぎは、相手の気分を害してしまうことに配慮しつつ、自分の子どもの将来を踏まえ、親として確認すべき部分はきちんと聞けるようにしておきましょう。

    【結婚挨拶の場で確認したい親からの質問例】
    ・結婚相手の家庭環境
    ・結婚相手の人柄
    ・結婚相手の結婚に対する本気度
    ・結婚相手の仕事や将来のビジョン
    ・二人の結婚生活と新居
    ・二人の結婚式

    結婚の挨拶で結婚を許す場合の親の言葉やタイミング

    親側から結婚を許す、結婚を認める言葉は、親が「この人なら大丈夫だ」という確信があれば、いつ伝えても問題はありません。相手にが明確にお許しがでたと伝わるように、できるだけ相手の話をしっかり聞いた後に伝えると良いでしょう。

    ・結婚を親が認める際の言葉の文例
    「こちらこそ、ふつつかな娘ですがどうぞ宜しくお願いいたします。」
    「丁寧な挨拶をありがとうございます。こちらこそ、末永くどうぞ宜しくお願いします。」

    結婚の挨拶で「結婚に反対」と考えている場合の親側の対応や言葉

    万が一、子どもが選んだ結婚相手が親から見て信頼できない場合や、気になる点があり、今のタイミングや状況で結婚を認めたくないと考えている場合には、できるだけ相手の話を聞いたり、親からさまざまな質問をして確認を取ったあとに、おいとまのタイミングで伝えることが多いようです。

    ・結婚を今すぐ認めたくない場合の親の言葉の文例
    「一旦このお話に関しては、改めて考えさせて貰えないでしょうか」
    「少し考えさせてください。改めて、返事をさせて頂ければと思います」

    反対の理由については、相手が食い下がって聞いてこない限りは、その場ではすぐ伝えない方が良いでしょう。一旦その場はお開きにしてから冷静になって考えてみて、やはり子どもの結婚相手として腑に落ちない点がある場合は、子どもに伝えて改めて親子で相談するのが望ましいでしょう。

    結婚の挨拶後に子どもの結婚相手をお見送りする挨拶の言葉と例文

    子どもの結婚相手に楽しい気持ちで帰ってもらえるよう、最後まで行き届いた配慮を確認しておきましょう。

    話が弾んだ場合は食事に誘うこともあり

    子どもの結婚相手と話が弾み、食事の時間帯に近くなるようであれば、その場で食事に誘うのも良いでしょう。向こうはマナーで一回断ることが多いため、二度はお誘いしましょう。二度目に断られた場合やの後用事があるなど明確な理由がある場合は、また次回ぜひと言ってさっと引き下がりましょう。

    ・結婚相手を食事に誘う場合の例文
    「もうそろそろ食事の時間ですね。お時間のご都合はいかがですか?よろしければ、食事の用意があるのでご一緒していきませんか?」

    退出を告げられた際のマナーと配慮

    おいとまを告げられたら「もうそんな時間ですか?」「まだ大丈夫でしょう」などと一度は引き留めるのがマナーです。
    相手がそろそろお暇しますともう一度言ったら、部屋を出る前に訪問と手土産のお礼を伝えましょう。また部屋を出る前に忘れ物や手洗いの確認もしてあげると配慮がある印象です。

    ・お見送り前の挨拶の言葉と例文
    「今日は遠いところまで着ていただいてありがとうございました。お土産も本当にありがとうございます」
    「お忘れ物はございませんか?」「お手洗いはよろしいですか?」

    お見送りは玄関まで。マンションならエレベーターホールまで

    結婚相手が退出する際は、玄関先で預かっていたコートや荷物を靴を履いた後に渡してあげましょう。
    お見送りは一軒家なら玄関先まで、マンションならエレベーターホールまで見送り、エレベーターに乗るところまでお見送りします。
    できるだけ両親そろってお見送りしてあげましょう。

    まとめ

    結婚の挨拶に来た子どもの結婚相手に安心してもらえる親側の準備と配慮を

    結婚の挨拶では、親側もどのような準備をして子どもの結婚相手をおもてなししたら良いか、迷ってしまう部分もあるでしょう。結婚相手も緊張していることも多いため、人生の先輩として緊張を解きほぐし、打ち解けられるような雰囲気が作れるよう、配慮の行き届いたお出迎えとおもてなしのマナーを確認しておきましょう。

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    この記事のライター

    結婚式準備.com編集部

    結婚式準備.com編集部です。結婚式の準備で悩むプレ花嫁を応援する記事を書いていきます。

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