【1】結婚のプロポーズが「まだ」「なんとなく」なら明確にする
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結婚式でプロポーズを重視している人は、実は男女ともにとても多いもの。
2016年のワタベウェディングのプロポーズに関する調査では、既婚者で「もう一度プロポーズしたい」「もう一度プロポーズして欲しい」とい思っている男女は、なんとどちらも40%という数字が。また、きちんとプロポーズをせずにうやむやなままにしてしまったために、何かあるごとにその想いをひきずってしまう…という話も巷で多く聞く話です。
プロポーズは男性、女性、それぞれに思い残しがないようにしておきましょう。
データ出展:既婚男女を対象とした「プロポーズに関する調査」/ワタベウェディング
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【2】婚約指輪は勝手に用意してはいけない
2019年の「ゼクシィ結婚トレンド調査」では、婚約指輪を購入した女性もしなかった女性も、50.6%の人が「昔から婚約指輪にあこがれていた」と答えています。また、購入の際の決定者を見ると、妻と二人で選んだ人を合わせると、55%と半数以上に。「一生つけるものだから気に入ったデザインがいい」と考える女性はかなり多い傾向です。
サプライズプロポーズなどで事前に指輪を購入する場合は、彼女の憧れのブランドや指輪の好みなど、できるだけ詳しくリサーチしおきましょう。
【3】結婚の挨拶は彼女の両親について徹底リサーチ
結婚の挨拶に行く際に彼女の自宅に行く際には、挨拶のために手土産を持参します。彼女の両親と初対面の場合も多いでしょう。自宅に伺った後、会話がスムーズに弾むか心配なものです。彼女の両親がどのような人たちで、どのようなものが好きなのか、徹底リサーチする必要があります。彼女にしっかり聞いておきましょう。また、手土産なども自分で選ぶようにしましょう。そういった相手の両親への配慮の姿勢を見せることで、「私の両親のことを考えてくれている」と彼女も感じ取り、万が一挨拶の際に思わぬ事態や失敗があったとしても、必ずフォローしてくれますよ。
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【4】顔合わせ食事会の進行役は男性が進行&仕切り役
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両家の両親と婚約した二人が一同に顔を合わせる場が顔合わせ食事会。顔合わせの司会進行役は新郎が担うことがほとんどで、会計も新郎が一旦は一括して払うことが多いのです。
まずは、顔合わせがどのような流れで行われるのか、しっかり把握しておくことが大切です。また、相手の両親は夫となる男性がどのような人物か、顔合わせの仕切り方で見ているでしょう。相手の両親の気持ちになって、どうふるまえば安心してもらえるか配慮しながら、当日の仕切りや司会進行について段取りを整えましょう。
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【5】会場下見やブライダルフェアは妻とは違う現実視点でチェックを
会場下見では、男性は女性に比べ会場候補をリサーチするのに遅れをとりがち。ただし、妻が選んだ結婚式会場がどのような会場かをさらにリサーチしたり、費用面について客観的に見る役目は、むしろ男性のほうが適していると言えます。
会場探し以上に、結婚式でのお金の流れや、結婚式準備はどのような流れで進むのか、準備の全容や必要なタスクを事前に把握して、合理的な現実視点でチェックを入れられるように準備しましょう。
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【6】男にも結婚式に「ゆずれない!」ポイントがあることを名言する
会場下見やブライダルフェアに行く前に、まずは自分なりに結婚式で重視したい部分や、絶対に譲れないポイントは事前に決めておくことがベストです。
「妻のやりたいように」と言ってしまうと、実はウェディングスタイルや費用面で不本意のな部分が出てきても、それを言い出せないままどんどん話が進んでしまい、男性は結婚準備にやる気がなくなってしまうこともあるようです。
自分なりにウェディングスタイルや必要なアイテムや諸費用面について、大まかでも把握した上で会場下見に行くと、自分なりの視点でしっかり見学ができ、意見も伝えやすいでしょう。
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【7】結婚準備は「二人でおこなうもの」丸投げは完全NG
共働き世帯が専業主婦(主夫)世帯の約2倍という事実が平成30年度の内閣府調査で明らかに。男性も女性も仕事を行いながら結婚準備を進めるという条件はまったく同じで、結婚後、出産しても仕事を続ける女性のほうが多いでしょう。お互いが仕事をしながらの人生では、結婚式準備だけでなくこれからは常に協力しあわなければ生活は成り立ちません。
まずは、結婚式の準備期間がどれくらいかかるのか把握し、招待状作成や衣裳など決定しなければいけないタスクの期限がいつ頃なのかをしっかり把握してきましょう。
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【8】準備や作業の分担は明確に。作業進行度は「見える化」する
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お互いの結婚式準備の作業タスクや役割分担が見えやすいように、可視化できる仕組みを早めに作っておきましょう。お互いの仕事が忙しかったり、毎日顔を合わせていても十分な話し合いをす時間が作れないと、結婚式準備でどんな作業をしているか、どこまで進めているか…などが見えづらくなって、不安や不満が蓄積してしまいます。今は二人で情報を共有するアプリなどが多くあるため、そういったものを活用し、どの準備をだれが、どこまで進めているかをお互いが分かりやすくするなど工夫が必要です。
【9】新郎は添え物ではない!主役は「新郎新婦」のペアコーデの完成度が重要
以前は結婚式では「新郎は添え物」と自嘲気味にいう男性も多かったのですが、現在の新郎は結婚式のためにダイエットをしたり、筋トレで体を引き締めタキシードが似合う体形を整えたり、メンズエステで事前にムダ毛を処理したり…と積極的に自分の身だしなみを整える人がほとんど。というのも、空前のウェディングフォトブームで、前撮りも含めたら新郎新婦の姿は記録としてかなりのデータが残ります。今は男性用衣裳も、フォーマルからカジュアルテイストまでバリエーションが豊かで、お気に入りのものが必ず見つかるはずです。
【10】当日は新婦&ゲストと一緒に最高に楽しむ
ここまで準備を頑張ったら、当日に備え、気持ちを盛り上げて思い切り楽しむ準備をしましょう。最終打合せから当日までは非常に慌ただしく、気持ちも高ぶって大切なことが抜けてしまいがち。最後に慌てて気分が落ち込まないよう、最終チェックするポイントを押さえ、前日から当日は万全の体調を整えてくださいね。
まとめ
結婚&結婚式準備を男性も思い切り楽しもう
結婚式は二人が主役。そして、これからはお互い仕事を続けながら、新婚生活を助け合って暮らして行かなければなりません。結婚準備と結婚式準備は、二人で歩む長い人生のための助走期間であり、絆をより高める期間でもあります。二人で助け合って工夫しあい、準備のためのタスクや課題をどう楽しんで乗り越えるのかが大切です。楽しい結婚式の思い出は、この先何かつらいことがあっても、それを思い出して乗り越えられるほどのパワーを持っています。ぜひ二人で助け合いながら、楽しい準備期間を過ごしてくださいね。