冬の結婚式の服装はノースリーブドレスに羽織り?長袖ドレスを一枚で?画像で見るお呼ばれコーデ例

冬の結婚式のお呼ばれドレスの悩みで、ノースリーブドレスにどどんな羽織りものが必要なのか迷うし、長袖ワンピース一枚では温かく過ごせるのか心配という声を多く聞きます。春、夏、秋の結婚式と比較して、迷いがちな冬のお呼ばれコーデ。冬用のフォーマルドレスで袖丈別に、必要な羽織ものやコーディネートの注意点を画像で紹介します。

この記事のINDEX

    冬の結婚式の服装で人気!ノースリーブドレスと袖付きドレス

    冬の結婚式の服装で人気!ノースリーブドレスと袖付きドレス

    milatas – stock.adobe.com

    寒い冬の結婚式では、どのような部分に配慮、注意してお呼ばれ用ドレスを選んだらいいのでしようか。

    冬の結婚式のお呼ばれドレスのカラーと素材選びに配慮を

    冬らしいカラーや温かみのあるカラーを選ぶ

    冬の結婚式のドレス選びでは、特に注意して欲しいのはカラー選び。春夏用のドレスと秋冬用のドレスでは、カラートーンが定番の黒、グレー、ネイビーでも大きく違っています。
    冬用は濃く、重厚感のあるカラーが特徴です。また、マカロンカラーやパステルなどの明るいカラーでも、暖色系を増した温かみが強い色になっています。季節感のあるカラーを選びましょう。

    冬用のフォーマル素材を選ぶ

    会場は現在、多くが空調管理がされているため、寒さの心配はあまりありません。
    しかし、見た目で涼しげな透け感のある生地のパーティドレスは、春夏秋では華やかで女性らしいのですが、冬では他のゲストから見て寒々しい印象を与えてしまい、配慮が足りないと見られることも。
    シフォン素材、オーガンジーは寒々しい印象なので、一部使いなどデザインで使っている場合には問題ありませんが、ドレスの生地は、サテンやナイロン、ポリエステルでも冬用の厚手の素材を使っているものを選びましょう。
    また、冬の定番フォーマル素材としてはベロア、ツイード、ジャガードがあります。厚手で保温力もあり、見た目も起毛感があり華やかです。

    冬の結婚式のドレスのコーディネートマナー

    冬の結婚式のドレスのコーディネートマナー

    milatas – stock.adobe.com

    冬の結婚式でドレスを着用する際には、次の点に注意してコーディネートしましょう。

    露出は避ける。他人から見て寒く見えない服装を選ぶ

    結婚式の基本的なマナーです。ノースリーブもちろん避けるべきですが、冬は特に寒く見えてしまうため、首回りや背中、胸元の露出は少ないものを選ぶ配慮を。また、半袖でも袖丈が五分丈より短いものは、寒く見えてしまうため、できれば羽織ものを羽織って出席する配慮があるといいでしょう。

    黒のストッキング、タイツ、カラーは避ける

    結婚式での女性の足元は、ヌードストッキング、または少しラメの入ったストッキング程度が一般的です。
    冬の結婚式のドレスの足元は、寒いからといってタイツの着用はマナー違反です。特にカラータイツはトレンドのファッション面からはおしゃれですが、結婚式では派手に見えてしまうため、着用は避けましょう。また、黒のストッキングも喪服で着用するもののため、着用は避けてください。

    足元はヒール付きのパンプスで。ブーツは避ける

    冬の結婚式のドレスの足元はヒール付きのパンプス(つま先の隠れたもの)がマナーです。寒いからといってブーツやブーティなどの着用はフォーマルな席では避けましょう。防寒のために会場に入る前の行き帰りに着用し、クロークに荷物を預ける前に履き替えるなど工夫をすることは可能です。化粧室やゲストの着替え室の準備があるかなど、履き替えができる場所を事前に確認しておきましょう。

    ニット素材は避ける

    ニット素材はフォーマルな場では「カジュアルなもの」という認識が一般的で、結婚式の服装では避けるべき素材になります。冬を感じられて温かく、もこもこした手編みおゲージ編みのストールやボレロなども避けましょう。

    ファーの小物やストールは会場の格式やゲストの顔ぶれを確認

    ストールや羽織ものはファー素材も現在では多く出ていますが、以前は「殺生」を連想させるため避けるべき素材とされていました。最近はあまり厳密ではなくなっていますが、格式の高い会場や、仕事関係、目上や年配の方がゲストに多い場合は、避けたほうが無難です。また毛が舞ってしまうため、服装が堅苦しくないカジュアルパーティの場合でも食事をする時は外す配慮を。

    冬の結婚式のノースリーブドレスのコーディネート

    冬用のノースリーブドレスを選ぶ際には、特に素材やデザインに注意して選びましょう。ノースリーブであるという特徴上、寒く見えてしまうのは必須のため、できるだけ冬のフォーマル感が伝わるサテンやベルベッドなど重厚感のある素材がおすすめです。肩や胸元などに配慮した露出の少ないデザインを重視しましょう。また、肩を覆う羽織ものも必須です。
    羽織ものも春夏秋用の透け感のあるオーガンジーやレース素材は避け、冬用のフォーマル素材で作った羽織ものを準備しましょう。

    ノースリーブの袖丈に適した冬の羽織もの

    向いている羽織もの

    ・カーディガン
    ・ボレロ
    ・ジャケット

    ノースリーブのため、羽織ものはどんなものでも合わせやすくなりますが、ドレスのデザインを生かしたい場合には、できるだけコンパクトなもの、またはドレスのシルエットにあった羽織ものをできれば試着するなどして確認して用意しましょう。
    しっかり肩が覆えるボレロやジャケットがおすすめです。

    注意する羽織もの

    ・ストール
    ・ショール

    ノースリーブにストールやショールを羽織る場合は、できるだけ大判で、厚みのある素材の、温かそうに見えるものを選びましょう。肩からずれて落ちやすいため、巻き方に注意しないと羽織ものに見えない、または寒々しく見えてしまう恐れがあります。

    冬の結婚式のノースリーブドレスと羽織もののコーデ例

    明るいノースリーブドレスと黒の羽織りもの

    ノースリーブドレスは露出が多く寒く見えてしまうため、大判で厚手のストールやジャケットなど、温かく見え、しっかり肩を覆える羽織ものが適しています。

    ノースリーブにボレロはすっきりまとまるコーデに

    ボレロはコンパクトに、ドレスのシルエットを生かしてコーディネートできるため、女性らしくすっきり着こなしたい方におすすめの羽織ものです。

    ジャケットをプラスして、落ち着いた印象に

    @pliqua / Instagram

    ジャケットは上品で落ち着いた印象になり、どのような雰囲気の結婚式にも適しています。また、フォーマルでのジャケットコーデは現在注目の着こなしでもあるため、ノースリーブに合わせやすいでしょう。

    冬の結婚式の半袖ドレスのコーディネート

    冬の半袖ドレスは羽織ものがいらないという点で、春夏秋は重宝されていますが、冬場は他人から見て「寒く見えないかどうか」という点に特に注意しましょう。五分丈であればそこまで問題ありませんが、三分丈など腕の露出が多い場合は、他人から見て寒々しく見てしまいます。また、いくら暖房が効いていても、冬は腕が隠れていないと室内でも寒く感じる女性が多いため、羽織ものは必ず用意していったほうがいいでしょう。

    半袖の袖丈に適した冬の羽織もの

    向いている羽織もの

    ・ボレロ
    ・ストール
    ・ショール

    半袖のワンピースはチューリップスリーブやショール風スリーブなど、袖にボリュームがあるデザインが多いため、かっちり袖を覆う羽織りものより、アームにゆとりがあり、ゆるく肩を覆えるものか適しています。

    注意する羽織もの

    ・ジャケット
    ・カーディガン

    半袖の上からジャケットを羽織ろうとすると、袖が中で丸まってしまうことも多いため、アームにゆとりのあるジャケットを選ぶようにしましょう。

    冬の結婚式の半袖ドレスのコーデ例

    袖のフリルが印象的な半袖ドレス

    @ruirueboutique_official / Instagram

    長袖のドレスは上半身のバランスが重たくなりがちですが、おおぶりのフリルを袖元につけることで、全体のシルエットにメリハリをつけ、女性らしいしなやかなコーディネートができます。フリルも甘すぎず、大人でモードな印象に。

    バルーンスリーブの半袖ドレス

    バルーンスリーブの半袖ワンピースは、気になる二の腕がしっかり隠せるうえに、サイズ感に幅があり、厚手でも重たく見えない着やせワンピースです。

    ジャケットもストールも合わせやすい半袖ドレス

    袖回りがすっきりした半袖ドレスはノースリーブ同様、どの羽織ものも比較的バランス的に合わせやすいでしょう。

    冬の結婚式の長袖ドレスのコーディネート

    七分丈、長袖の袖丈に適した冬の羽織もの

    冬の長袖ドレスの一番のメリットは、羽織ものがいらないところ。特に、手首までしっかり覆うタイプには保温性もあり、見た目も寒く見えないため、コーディネートであまり迷わないでしょう。ただ、素材が薄くて防寒が心配な場合や、袖の部分だけシースルーになっているなどのデザインのドレスの場合には、羽織ものが必要な場合もあります。また、綺麗な色のストールを羽織って、アクセサリーとしてコーディネートするのもおしゃれです。

    向いている羽織もの

    ・ストール
    ・ショール
    ・ボレロ

    長袖ドレスに羽織る場合は軽い防寒やアクセサリー的な意味合いが強くなるため、差し色になるストールやショールなどが適しています。あまり重たい色や素材だと全体的なバランスが重ためになるため、できるだけ明るい色や軽い素材がおすすめです。

    注意する羽織もの

    ・ジャケット
    ・カーディガン

    袖のデザインにもよりますが、中で袖が丸まらないよう、できるだけアームにゆとりのある大きさのものを選びましょう。

    冬の結婚式の長袖ドレスのコーデ例

    総レース×サテンのワンピース

    総レースで裏地がサテンの長袖ワンピースは、適度な甘さや長袖でも重く見えない軽やかさがあり、1枚で着用しても十分に華やかです。

    袖のフリルが華やかなモードなドレス

    長袖におおぶりのフリルがついたモードなワンピース。フリルがデザインの一部となっており、ベーシックな黒も飽きがこないで長く着用できるでしょう。

    袖がシースルーな長袖ドレス

    @pliqua / Instagram

    袖がシースルー&レース使いになっている長袖ドレス。少し肌寒いと感じる場合は、ストールなどの羽織ものを軽く羽織ると雰囲気が出ます。

    冬の結婚式のお呼ばれドレスは購入?レンタル?

    実は冬の結婚式は、春、夏、秋に比べて開催される数がぐっと減るため、「結婚式にお呼ばれする機会が少ない」シーズンでもあります。購入に踏み切るのがもったいない…と考える場合は、コート、ドレス、アクセサリーなどを一式レンタルしてくれるサービスも充実しているので、利用を考えるのもおすすめです。

    購入する場合

    冬のフォーマルウェアは一着きちんとしたものが手元にあれば、回数は少なくても何かと便利です。冬用のコートやドレスは、クリスマスや忘年会新年会、コンサートなど、年末年始の改まった場にも着用できるので、できるだけ長く使える定番のものや、アクセサリーで印象が大きく変わるシンプルで飽きのこない上質なデザインを選ぶと、使用機会も多くなるでしょう。

    レンタルする場合

    現在ではインターネットでレンタルできる店舗と、実際に店舗に行って試着してから借りる実店舗の2通りの方法があります。インターネット店舗でレンタルする際には、サイズが合わなかった場合も考え、各店舗の貸出できる期間をよく確認し、サイズ変更の際の手順や期間などを見ておきましょう。
    実店舗に行ってレンタルする場合、事前に見ていた借りたい商品が、借りたい日に既に予約が入っている場合もありますので、既に目当ての商品があれば、行く前に店舗にメールまたは電話をいれて、在庫があるか確認をしておきましょう。

    まとめ

    冬の結婚式のドレスはノースリーブから長袖まで素敵に着こなせる

    冬の結婚式のお呼ばれドレスは、ノースリーブか袖付きかで迷う部分も多くありますが、羽織ものや素材、カラー選びに配慮すれば、どんなデザインでも冬らしく素敵にコーディネートが可能です。冬という季節の特性を生かして、お呼ばれコーデを楽しんでくださいね。

    関連する式場

    関連する式場はありません

    この記事のライター

    結婚式準備.com編集部

    結婚式準備.com編集部です。結婚式の準備で悩むプレ花嫁を応援する記事を書いていきます。

    関連する記事