親への結婚挨拶のタイミングとは?好印象を与えるマナーについて

結婚することが決まったら、お互いの親に結婚報告のため挨拶に行きましょう。結婚すれば相手の親とも家族になることを考えるとしっかりとしたタイミングで挨拶したいもの。しかし、初めてのことでどんな段取りで進めればいいのか分からないというカップルも多いのではないでしょうか。今回は結婚挨拶のタイミングやマナーについてご紹介します。

この記事のINDEX

    親への結婚挨拶のタイミングと場所

    夫婦

    親への結婚挨拶は、事前にスケジュールを決めてから行います。まずはタイミングと最適な場所を理解しましょう。

    結婚挨拶の時期と日時の決め方

    結婚することが決まったら、できるだけ早いタイミングで親に結婚挨拶をします。目安は結婚することが決まってから1ヵ月前後で、結婚式の日取りや場所が決まる前に報告をしましょう。結婚式には、親もゲストを迎える側として出席します。詳細が決まってから結婚の報告をすると親も戸惑ってしまうため、早めに挨拶をして結婚の承諾を得てください。
     
    挨拶の日時については、親に話したいことがあると切り出し、候補日を2、3日挙げていつがいいのか選んでもらいます。だいたい2週間から1ヵ月先の日付を候補日に選ぶとスムーズに決められます。昼食前や夕食前など、食事どきの時間帯は避けましょう。
     
    結婚挨拶をするときは、「女性の親→男性の親」の順番で挨拶に行きます。結婚とは、かつて女性が男性の家にお嫁に行くものとされていたため、現代でもまずは女性の親に承諾をもらってから男性の親に挨拶に行くのが一般的です。
     
    しかし、必ずしも順番通りに行かなくてはいけないというわけではありません。女性の親が遠方に住んでいるなど、事情がある場合は男性の親から挨拶に行ってもいいでしょう。

    結婚挨拶の場所

    結婚挨拶の場所は、基本的に親の家(実家)です。お互いの実家にカップルで出向いて結婚の報告をしましょう。滞在時間は2~3時間ほどがベストです。親が遠方に住んでいて、実家に行くのが難しい場合は別の場所で結婚挨拶をしてもかまいません。
     
    自宅以外で結婚挨拶をする場合は、分かりやすい場所、静かで落ち着いた場所、駅から近い場所にあるホテルのティールームなどがおすすめです。

    親への結婚挨拶までに準備したいこと

    カップル

    結婚挨拶当日までに、次の3つのことを準備しておきましょう。

    相手の人柄や仕事について伝えておく

    結婚挨拶前に、親にはパートナーの人柄や仕事、家族構成、趣味について事前に話しておきます。親は交際相手がどんな人なのかとても気になっているはずです。事前に情報を伝えておけば、当日も和やかに会話できるでしょう。
     
    彼(彼女)にも、親の人柄や趣味、好みなどを伝えておきます。お互いの親に何か共通点があれば親近感がわくので、初対面でも話が弾むでしょう。

    手土産を用意する

    結婚挨拶時には手土産を持参します。パートナーから親の好みを聞き、3000~5000円程度のお菓子やお酒など、受け取る側が喜んでくれるものを用意しましょう。カップルの実家が離れている場合は、郷里の銘菓も喜ばれます。基本的に日持ちするものを選ぶのがマナーです。

    結婚式や結婚後の生活について話し合っておく

    結婚式をするのかしないのか、新居はどのあたりにするのか、仕事はどうするのかなどをカップルで話し合っておくと、挨拶当日に親から質問されたときスムーズに答えられます。結婚式の日取りや場所などはきっちり決めず、だいたいの希望をふたりで共有しておくといいでしょう。

    親への結婚挨拶当日のマナー

    ワンピース

    結婚挨拶当日は、服装や言葉使いなどのマナーを守って臨みましょう。

    結婚挨拶当日の流れ

    結婚挨拶当日は、待ち合わせ時刻ちょうどか3~5分前にチャイムを鳴らし、まずは玄関で軽く挨拶をします。客間へ案内されたら、入り口に一番近い場所(下座)に座りましょう。上座に座るようすすめられたら、お礼をいって上座に座ります。着席したら手土産を渡し、本題に入る前に歓談します。
     
    ひと通り歓談が終わったら、タイミングを見計らっていよいよ本題に入ります。単刀直入に「結婚させてください」と丁寧に挨拶しましょう。無事に結婚の挨拶が終わったらしばらく歓談し、頃合いを見ておいとまします。

    服装のマナー

    男性はスーツ、女性はワンピースなどセミフォーマルな装いがベストです。女性は派手なデザインや色を避け、清楚で上品な雰囲気のワンピースを選ぶと好印象を与えられます。自宅に上がるので、ストッキングが破れたり靴が汚れたりしていないかチェックしてください。

    言葉使いのマナー

    男性側の結婚挨拶として定番なのが「○○さんをください」というフレーズ。しかし、娘を物のように扱われたと思われる可能性もあるので避けるのがベターです。「○○さんと結婚させてください」や「○○さんとの結婚をお許しいただきたく、挨拶に参りました」など、タイミングよく切り出せるよう事前に挨拶の言葉を考えておきましょう。

    まとめ

    結婚することが決まったら、できるだけ早いタイミングで親に結婚挨拶をします。日時の決め方や場所、服装などはある程度マナーが決まっているので、ぜひ今回解説したことを参考に準備を進めてください。
     
    親への結婚挨拶は緊張するかもしれませんが、相手の親も同じです。あらかじめ質問されそうなことはカップルで話し合って、お互いの考えを共有しておくと当日も落ちついて答えられます。ぜひ当日はリラックスして結婚挨拶に臨んでください。

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    結婚式準備.com編集部

    結婚式準備.com編集部です。結婚式の準備で悩むプレ花嫁を応援する記事を書いていきます。

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