結婚式で使う花の種類《胡蝶蘭(コチョウラン)》の特徴・花言葉とは?

清純さと華やかさを兼ね備える胡蝶蘭(コチョウラン)。胡蝶蘭には、とても縁起の良い花言葉が付けられているので、二人の門出を祝う日である結婚式にぴったりで、花嫁が持つウェディングブーケにおすすめです。今回は胡蝶蘭の特徴や花言葉を詳しく解説します。

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胡蝶蘭ってどんな花?

結婚式で使う花胡蝶蘭

胡蝶蘭(コチョウラン)とは別名で「ファレノプシス」とも呼ばれ、日本では少し高級な鉢花として有名で、お祝いごとやおめでたい行事によく用いられる花です。蝶のを思わせる可憐に豪華に咲く胡蝶蘭は、結婚式ではブーケの花として選ばれることが多く、主に白とピンクの胡蝶蘭が人気があります。また、古くから胡蝶蘭を贈ることで、相手への「愛情」や「感謝」を表していたそうで、両親への花束としてもこの胡蝶蘭を贈ることをおすすめします。

胡蝶蘭の花言葉

結婚式で使う花胡蝶蘭

全般の花言葉
幸福が飛んでくる、純粋、清純、あなたを愛します
 
色別の花言葉
白色の花言葉:清純
ピンク色の花言葉:あなたを愛します

胡蝶蘭の基本情報

結婚式で使う花胡蝶蘭

科・属:ラン科ファレノプシス属
別名:ファレノプシス
形態:多年草
大きさ:草丈10cm~100cm
原産地:東南アジア…インドネシア、フィリピン、台湾
開花期:周年
色:白、ピンク、赤、黄、オレンジ、青、紫、緑、茶

胡蝶蘭の主な特徴

結婚式で使う花胡蝶蘭

胡蝶蘭の花の特徴として、茎は垂れ下がった葉を左右交互に出します。葉は厚く、色は濃緑色や淡緑色、中には点が入るものもあります。根は太く、表面は光沢があり、気温の高い時期は鉢からはみ出すほど大きく伸びて、鉢の外側に絡まるようにくっつくことも。鉢花としては、だいたいが人工的に作られた交配種が多く、色々な花の姿や色は他の種を組み合わせることで、誕生しています。同じ胡蝶蘭同士だけでなく、近い属にあたる、ドリテノプシス属と組み合わせたものもあり、様々な種類が増えています。およそ1500種を超す品種があり、姿は、小さめで胡蝶蘭とあまり変わらないタイプと、ドリティスに近い、尖った花びらが特徴のタイプがあります。

胡蝶蘭の主な種類

アフロディーテ

白い花を咲かせる代表品種でもあります。

アマビリス

花は白色で、花の茎がアーチ上に曲がって伸び、10~10輪の花を咲かせます。

ビオラケア

花の周りが薄緑に染まっていて、真ん中が紫色した花が特徴的な胡蝶蘭です。

シレリアナ

桃色の可愛らしい花が特徴です。

ギガンテア

花の大きさが比較的大きい種類です。垂れ下がった葉が特徴。最大級でもあるため、珍しい品種となっています。

エクエストリス

白色や淡いピンク色などの花を咲かせ、小輪形の花の代表種類です。

胡蝶蘭の育て方

置き場所

陽の光を直接あてる必要がなく、明るめの場所で育ちます。風が通る場所で熱すぎない所を選びましょう。

水やり・肥料

乾燥に強いタイプなので水あげは適度で大丈夫です。

病害虫

熱く湿っぽい場所で育てると病気にかかりやすいので注意。ナメクジやアリの発生にも気を配りましょう。

結婚やお祝いごとに人気の理由とは

結婚式で使う花胡蝶蘭

主役となる花嫁を引き立たせる役割となるのが花の役割でもあり、結婚式において欠かせない存在です。そんなおめでたいシーンでは、この胡蝶蘭がベスト!豪華で上品な見た目、花言葉にも結婚する新郎新婦にピッタリ言葉がたくさんつまっているからこそ、選ばれる人気の理由となっています。

ブーケにするなら、「キャスケードブーケ」や「ティアドロップブーケ」の形がピッタリで、より豪華さが増します。ブーケだけでなく、カサブランカのようにヘッドドレスにする花嫁もいます。ウェディングドレス姿はもちろんのこと、和装姿にも合い、和洋問わず楽しむことができるのでオススメです。結婚式以外にも、入学、引越し、新装開店などのお祝いごとにも胡蝶蘭がピッタリ。幸福を呼び寄せてくれるような縁起がいい花言葉がある胡蝶蘭は、そういったシチュエーションと相性が良いため、受け取る側も嬉しい花です。

まとめ

華やかな見た目はもちろん、縁起が良い花としても知られている胡蝶蘭。「幸福が飛んでくる」「純粋」「清純」「あなたを愛します」などの花言葉は、まさに結婚式を迎える新郎新婦にピッタリな花です。美しく咲き誇り、幸せあふれる花言葉を持つ胡蝶蘭は、これからの二人の未来を良いものにしてくれそうな花ですね。

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この記事のライター

結婚式準備.com編集部

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