結婚式の両親への記念品贈呈で何をあげる? 相場金額と人気ギフトのアイデア

結婚式で今までお世話になった両家両親に、感謝の気持ちを込めて贈る「記念品贈呈」は披露宴のプログラムで多く組み込まれるイベントです。両親への感謝を表すための記念品ですが、他のカップルは贈り物の品物として、いくらぐらいのプレゼントを選んでいるのでしょうか。費用相場と平均金額を調べ、人気のプレゼントの傾向や準備いるために使ったお店や業者を調べました。お互いの両親に喜んでもらえる記念品を選びましょう。

この記事のINDEX

    結婚式での両親へ贈る記念品とは


    結婚式での両親へ贈る記念品とは。

    データ出展:ゼクシィ 結婚トレンド調査2019調べ

    結婚式での両親への記念品贈呈と贈るタイミング

    両親への記念品贈呈とは、結婚披露宴の中で新郎新婦がお互いの両親に、今まで育ててくれた感謝の気持ちを込めてプレゼントを渡すイベントです。パーティの後半で残すは閉会の挨拶の前など組み込まれることが多いです。記念品贈呈前に、花嫁が家族への感謝を綴った「花嫁の手紙」の朗読が入り、その感動的な流れで行うことも多いようです。

    結婚式を挙げた91.8%のカップルが行っている

    両親への記念品贈呈を披露宴に取り入れている人の割合は全国で91.8%になり、ほとんどの新郎新婦が何かしらのプレゼントをお互いの両親のために事前に用意しています。特に新郎新婦の年齢が上がるにつれて、何かしらの贈り物を用意する率が高くなっています。

    両親への記念品なしの場合とは

    新郎新婦の中には「パーティでプレゼントをあげると持ち帰りが大変」「両親がそういった雰囲気を好まない」などのさまざまな理由で、披露宴では贈呈を行わないカップルももちろんいます。
    また、披露宴の中ではプレゼントせず、結婚式前や後にフォローしているカップルもいます。例えば記念品なしで事前に感謝の食事会を開いたり、一緒に旅行をする、事前に手渡すまたは配送など、さまざまなタイミングや方法で両親に喜んでもらうように工夫しているようです。

    結婚式の両親への記念品の相場金額

    記念品の平均金額

    結婚式での両親への記念品の全国平均金額 3.4万円

    この金額は両家合わせた金額です。片方の家庭への記念品の平均金額は1.7万円ほどと考えられます。
    ちなみに選んだ金額で一番多いのは「2~2.5万円」のゾーンと「1~1.5万円」のゾーンです。

    結婚式の会場で変わる記念碑なの相場金額

    結婚式の会場別に、両親への記念品にかかった平均金額を見てみましょう。

    一般の結婚式場 3.4万円
    ホテル 3.4万円
    レストラン 3.4万円
    ハウスウエディング(ゲストハウス)4.0万円
    ※数値は首都圏の平均金額

    両親の記念品の用意については会場指定の提携業者から選ぶ人が多い傾向ですが、会場以外の業者から購入し持ち込む場合に、保管料という名目で持ち込み料金がかかる場合もあります。記念品贈呈を考えている場合は、見積もりの際には費用が含まれていない場合も多いため、下見をしている会場で確認をとりましょう。

    結婚式の両親への記念品の用意の方法と相場

    会場のオリジナル、または専属の業者に依頼:61.9%

    特に記念品のプレゼントで多く選ばれる花束は、会場が提携するフローリスト業者に、ブーケ・装花と一緒に依頼するケースが多いようです。記念品の用意を外部にお願いすると、保管料として持ち込み料がかかる会場もあり、会場でそのままお願いする新郎新婦も。

    自分達で会場外のお店や業者に依頼:33.1%

    最近では「子育て感謝状」やオリジナルの時計など、インテリアにもなるなどの魅力的でアイデア豊富な記念品を、自ら選んで外部から用意するカップルも増えています。Instagramやギフト専門通販サイトで調べると、記念品用にバラエティ豊かなプレゼントを選ぶことができます。

    二人で手作り・DIYで用意:15.4%

    二人の感謝の気持ちが伝わるよう、手作りで用意するカップルも多いです。最近ではブライダルアイテムを作るワークショップにおいて、フォトフレームやドライフラワーを利用した「子育て感謝状」を作る講座が用意されています。手作りで時計を作るキッドなども販売されています。二人の趣味を生かしたプレゼント(手芸や陶芸など)も手作りでは定番です。

    結婚式の両親への記念品のおすすめのプレゼント例

    結婚式の両親への記念品のおすすめのプレゼント例

    花束・植物 69.9%

    花束や記念樹なの鉢植えなど、多くのカップルが選ぶ定番のプレゼントです。記念品贈呈は両家両親と新郎新婦が一同にそろう場面であるため、写真撮影のポイントでもあります。花束だけでなく、もうひとつ別の記念品を用意するカップルも多いです。

    手紙 23.2%

    それぞれの両親に、心のこもっ他手紙を用意する新郎新婦も多いです。最近は、感謝の手紙を入れて保管できるボックスを用意したり、最近記念品として急増している「子育て感謝状」。として用意する人も。フォトフレーム・アルバム・花をあしらったリースタイプなどさまざまな形態とデザインがあり、感謝の気持ちゃポエムを綴ってダイレクトに二人の思いを伝えることができます。手作りするカップルも多く、気持ちが伝わる温かいプレゼントです。また、手紙だけではなく、手紙と花束など何か別のプレゼントを一緒に用意するケースが多いです。

    時計 12.5%

    実用的かつ、インテリアにもなる人気の記念品です。「これからは夫婦二人の時間を大切にしてほしい」「これからもずっと家族としての時を刻んでほしい」などいろいろな思いを込めて贈ります。記念品として材質や色を選んでオリジナル仕様にしたり、パーツを組み立てて手作りできる時計など、バリエーションも豊かです。

    写真入りのアルバムやフォトフレーム(写真立て) 10.6%

    今までの家族や二人の写真を集めたアルバムやフォトフレームも大定番の記念品ギフトです。デジタルフォトフレームに今までのデータを入れておき、今後も増やしていけるようにするアイデアや、新郎新婦がお互いの写真を生い立ちから集めたオリジナルアルバムを作成するなど、さまざまなアイデアを生かすこともできます。

    ぬいぐるみ 10.6%

    新郎新婦が生まれたときの体重にちなんだ重さにしたぬいぐるみ(ウエイトドール)やお米(体重米)などがあります。両親に贈呈して抱いて重みを感じてもらうことで、いままでの成長を思いだしてもらえるプレゼントです。「結婚の記念に残してほしいのでドールにする」という考え方と「家に保管するのは場所も取るので美味しく食べてほしい」とお米にする考え方とで、チョイスが分かれます。また、二人が生まれた年に作られたお酒を贈る、というアイデアもあります。

    食器 6.0%

    普段の生活ではあまり買わないような、高級な夫婦茶碗や夫婦箸・夫婦椀など、今後も両親の末長い縁を紡ぐために、縁起のいい食器にするアイデアもあります。名入れをして贈るケースが多いようです。また、陶芸スクールで簡単にできる箸置きやコップのなど、記念品用のワークショップもあり、自分達で手作りして贈るケースもあります。

    食べ物 6.0%

    普段はあまり食べないようなグルメセットや高級なお菓子、お酒など、夫婦水入らずで味わってほしいと食べ物やグルメセットなどを贈呈するアイデアもあります。

    その他・ギフト券・旅行券など

    慌ただしかたった子育ても、結婚式でひと段落します。結婚式の準備でも何かと協力してくれたことでしょう。そんな両親をねぎらうために、ディナーなど用途が選べるギフト券や、ゆっくり過ごしてほしいと旅行券を贈るカップルも多いようです。

    まとめ

    結婚式で両親への記念品の相場はアイデア次第

    結婚式の披露宴で両親に記念品を贈るカップルはとても多く、両親に二人の感謝の気持ちが伝わるプレゼントを選んでいます。定番は花束ですが、それぞれに気持ちや思い出が伝わるよう、二人らしい工夫があります。先輩カップルのアイデアを参考に、二人らしい記念品をギフトに選んでください。

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    この記事のライター

    結婚式準備.com編集部

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