会社の朝礼で結婚報告をするときの注意点
Monet – stock.adobe.com
円滑な人間関係や業務進行のためにも、結婚報告をする順番やタイミングなどのマナーを覚えておきましょう。
まずは上司に報告を
まずは、直属の上司に結婚報告をしましょう。結婚後の仕事についてや休暇取得の相談をする必要もあるので、上司に報告する前に伝える内容を決定しておき、話が一度で済むようにしましょう。
上司への報告はメールではなく、必ず直接、口頭で行なってください。報告後の流れや段取り、朝礼報告でのセッティングなどについても上司の判断を仰ぎましょう。
結婚報告のタイミング
結婚と同時に退職をするときには3ヵ月~6ヵ月前までに上司へ伝えます。また、退職の3ヵ月前までには「退職願」を提出します。結婚後も仕事を続ける場合は、結婚式の3ヵ月前までに報告します。ただし、社内規定で報告期限が定められていることもあるので、事前に規定の確認はしておきましょう。
なお、結婚式の日時や場所などが決まっている場合は、結婚報告と合わせて伝えます。挙式をせず入籍だけで済ませるときは、遅くても入籍の1ヵ月前までには伝えるようにしましょう。
いずれにしても、結婚による人事異動や有給休暇を考慮して、できるだけ時間に余裕をもたせた報告をしなければいけません。なお、男性も女性も結婚報告の時期は同じです。
朝礼で報告されたくない場合
朝礼で結婚の報告されたくないときは、上司にその旨を直接伝えます。合わせて、下記も伝えておきましょう。
- 結婚報告をする場は一切設けないのかどうか
- 同僚には個別に報告をするのかどうか
自分の希望を伝えた後は、上司の判断に従った行動をしてください。
【ザ・ミーツ マリーナテラス】結婚式のプラン内容、料理、費用、ブライダルフェアについて徹底解説!
会社の朝礼で伝えたい結婚報告の内容
metamorworks – stock.adobe.com
朝礼での結婚報告では、出会った経緯や相手の年齢などを伝える必要はありません。短く簡潔に行なうことが重要です。
ここでは、朝礼での結婚報告にそのまま使える文例を3つ紹介します。
朝礼での結婚報告する時の文例集
朝礼での結婚報告文例1
まずは「できるだけ手短に、必要最低限の内容を簡潔に伝えたい」という方におすすめの文例です。
このたび結婚することとなりました。今後も仕事でご迷惑をおかけしないよう頑張っていきますので、引き続きよろしくお願いいたします。
この程度の短さでも、伝えるべき内容はすべて含まれているので問題はありません。「本当は朝礼であいさつしたくないけれど、断ることができなかった」というような場合にも活用できるでしょう。
朝礼での結婚報告文例2
また、下記のような挨拶で手短に済ませることも可能です。結婚式後に長期休暇を予定している場合などにも役立つ文例なので、ぜひ覚えておいてください。
私ごとで恐縮ですが、このたび結婚することになりました。休暇などでご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします。
朝礼での結婚報告文例3
結婚を機に退職する場合は、下記文例を参考にしてみてください。
◯◯月に結婚することになりました。それにともないまして、〇月末に退職することとなりました。突然の連絡で大変恐縮ですが、仕事で得た経験を生かしながら、幸せな家庭を築いていきたいと思います。今まで本当にお世話になりました。
大切な人と特別な場所でおこなう結婚式
#goto リゾ婚プロジェクト|挙式・結婚式・ リゾートウェディングなら【ワタベウェディング】
会社の朝礼で結婚報告をする前にしておきたいこと
Imaging L – stock.adobe.com
結果報告をする前に、伝える情報をきちんと整理しておく必要があります。なかでも業務に関わる事項は、できるだけ早めに明確に決めておきましょう。
仕事の継続について
結婚を機に退社するのか、結婚後も続けるのかは、報告する前に決めておきます。退職する場合は引継ぎなどに時間を要するので、できるだけ早めの結婚報告を心がけましょう。
結婚式は行なうのか
結婚報告前に、式の日取りや会場を決めておければベストです。社内で、招待する人しない人がいる場合は、結婚式は検討中だと言い、決まり次第報告しますと伝えましょう。
長期休暇は取得するのか
新婚旅行で海外に行くなど、長期休暇を取得する場合は、休暇の予定も上司に報告してください。
上記の全てを朝礼で報告する必要はありませんが、上司に報告する際には、できるだけ細かいスケジュールを伝え、結婚後の仕事に支障が出ないようにしなければいけません。
【ザ・ミーツ マリーナテラス】結婚式のプラン内容、料理、費用、ブライダルフェアについて徹底解説!
まとめ
会社でおこなう朝礼での結婚報告は事前の準備が大切
文例さえ覚えておけば、朝礼での結婚報告もスムーズに済ませることができます。どうしても朝礼で報告したくない場合は断ることもできます。重要なのは、結婚報告のタイミングやマナーを守ることです。
仕事の引き継ぎや職場の人とのトラブルを防ぐためにも、結婚報告の順番や段取りは、できるだけ事前に決めておきましょう。