いつ・どのタイミングで・どこまで?関係別の結婚報告の仕方について

両家への結婚挨拶が滞りなく済んで結婚準備を始めることになったら、会社や友人、親族への結婚報告をする番です。結婚式に出席してもらうため早めに結婚報告を伝えたいところではありますが、タイミングや伝え方にもマナーがあります。いつ、どこまで結婚報告をするのか、どのタイミング、順番で伝えるのか、結婚報告の仕方について解説します。

この記事のINDEX

    結婚報告をする順番とタイミング

    結婚報告するカップル

    結婚報告の順番は、両親・親族→上司→友人が基本です。
     
    プロポーズされた(した)ら、できるだけ早めに自分の両親へ結婚報告をします。その後、相手の両親に結婚挨拶に行き、2人の結婚を認めてもらいましょう。この流れが済んだら、親族や職場、友人へ結婚報告を行います。

    職場への結婚報告は、結婚式の6ヶ月前を目安に直属の上司に行います。職場で最初に結婚を伝える相手は、必ず直属の上司にするのがマナーです。同僚への結婚報告のタイミングは、上司に相談してください。

    友人への結婚報告も、結婚式の6ヶ月前を目安に行いましょう。ただし、結婚式の二次会幹事をお願いする友人などへは、早めに結婚報告と幹事依頼をするようにしてください。目安は、結婚挨拶の後から二次会の6~8ヵ月前までです。

    家族・親族への結婚報告は、結婚式の半年~8ヵ月前に行います。家族・親族には結婚式に出席してもらうことになると思います。また、結婚祝いを用意してくれる親族もいるでしょう。結婚式の直前に知らせると困らせてしまう可能性もあるため、余裕をもった報告を心がけましょう。

    会社への結婚報告の仕方

    会社へ結婚報告する男性

    「結婚はプライベートなこと」と考え、職場には特別報告しなくてもいいと思っている人も見受けられます。しかし、結婚によって氏名が変わったり扶養が発生したりする可能性もありますし、転勤や海外赴任など人事に関する配慮がなされる会社もあります。そのため、結婚が決まったら会社には報告するようにしてください。
     
    会社に結婚を伝える際は、まず、直属の上司に報告します。

    結婚報告はどこまでするか?

    会社で結婚報告をする相手として考えられるのは、次のような人たちです。

    • 直属の上司
    • 直属の上司よりも上の役職者
    • 人事や総務など会社の関係各所
    • 職場でお世話になっている直属ではない上司
    • 同僚(先輩・後輩)

    この順番で結婚報告を行うのが基本ですが、上司や会社の習慣によって報告の流れが異なる場合があります。また、氏名が変わる場合は取引先へも報告することも。しかし、「結婚祝いを贈らなければ」などと気をつかわせないよう報告しないケースも多いです。
     
    直属の上司への結婚報告の際、社内・社外の誰にどのタイミングで報告したらよいのか確認しましょう。

    結婚報告をする際のポイント

    直属の上司への結婚報告は、相手が忙しくなさそうなタイミングで行いましょう。できれば、休憩中などに事前にアポイントを取り、時間を用意してもらってください。
     
    また、上司への結婚報告は、「結婚が決まりました」と伝えるだけでなく、次の内容もあわせて伝えます。

    • 結婚が決まったこと
    • 今後の仕事について(続ける・辞める・働き方を変える)
    • 結婚式をするか(する場合は、招待するのか)
    • 結婚にともなう休暇を取得するか
    • その他、苗字が変わるか、妊娠しているかなど知っておいてほしいこと

    友人への結婚報告の仕方

    友人への結婚報告

    会社に関係ない友人ならば先に報告してもOKです。会社に繋がりのある友人は直属の上司への結婚報告後に知らせましょう。
     
    そのほか、どこまで結婚報告をするのか、結婚報告する際のポイントは次のとおりです。

    結婚報告はどこまでするか?

    友人への結婚報告の範囲には、特に決まりはありません。伝えたいと思う相手に伝えるようにしましょう。ただし、同じグループの中で結婚を知っている人と知らない人が出ないよう、タイミングを合わせ、抜け漏れなく伝えることが大切です。

    結婚報告をする際のポイント

    大切な友人への結婚報告は直接会ってしたいもの。しかし、忙しかったり遠方に住んでいたりでなかなか会えない場合もあると思います。その場合は、電話やメールで伝えるようにしましょう。中には、グループメッセージなどで伝えるケースもありますが、個別に伝えるのがおすすめです。

    また、最近では友人と会社関係者が直接つながっていなくても、SNSなどでお互いのやり取りを確認できる場合があります。会社より先に友人に結婚報告をし、友人のお祝いコメントから上司や会社関係者が結婚を知ってしまうことがないよう注意しましょう。

    友人への結婚報告は、直属の上司への結婚報告が済んでからにする、もしくは情報解禁日を決めておくようにすると安心かもしれません。

    家族・親族への結婚報告の仕方

    家族・親族への結婚報告

    両親へは、プロポーズ後できるだけ早めに結婚報告をし、先に女性の実家へ、次に男性の実家に行く順番で結婚挨拶に行くのがベーシックといわれています。その後、両親以外の家族・親族への結婚報告を行うことになりますが、結婚報告の範囲、ポイントは次のとおりです。

    結婚報告はどこまでするか?

    親族の場合、結婚を知らせるのは、祖父母・おじ・おば・いとこなど、結婚式に招待する間柄までが多いようです。ただし、親族同士の関係性などもありますので、どの親族まで結婚報告をするかは両親に相談して決めるようにしましょう。

    結婚報告をする際のポイント

    どの親族まで結婚報告をするのかだけでなく、誰がどの順番で結婚を知らせるのかも両親に相談しましょう。
     
    身内ですから、それほど神経質になる必要はないかもしれません。しかし、家によっては「親族への結婚報告は親からするもの」などのルールがある場合があります。そのため、自分たちで勝手に結婚報告をするのではなく、両親に相談してから行ってください。

    まとめ

    タイミングを抑えて抜け漏れのない結婚報告を!

    両親や家族・親族へは早めに余裕をもって、上司や友人へは結婚式の6ヵ月前を目安に、二次会幹事には6~8ヵ月前など、結婚報告のタイミングは相手との関係性によって異なります。また、結婚報告の範囲も人によって異なります。友人への結婚報告以外は、両親や上司などに相談・確認しながら結婚報告を行いましょう。ただし、直接報告する前に上司の耳に情報が入ってしまう、同じ友人グループ内で結婚を知っている人と知らない人がいる…ということがないよう注意してください。
     
    タイミングをつかんで、抜け漏れない結婚報告を心がけましょう!

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    結婚式準備.com編集部

    結婚式準備.com編集部です。結婚式の準備で悩むプレ花嫁を応援する記事を書いていきます。

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