結婚式でのパンツスタイルが新鮮!どんなお呼ばれパンツコーデがある?
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結婚式のお呼ばれの服装で適しているパンツスタイルには、次のようなアイテムがあります。
パンツドレスとは
基本は上下セパレートで着用するパンツアイテムをワンピースのように着こなすことができ、見た目はドレスのような華やかなデザインのアイテムを「パンツドレス」と言います。ドレスと比較するとマニッシュで足元の露出が少なく、ドレスよりも気軽に着用できるため、現在では結婚式お呼ばれコーデの中でも、ドレスに迫る人気の主力お呼ばれスタイルです。
オールインワン
一枚のつなぎで着こなせるタイプです。ドレッシーなデザインのものが多くなっています。
セットアップ(ツーピース)
上下別々になっているタイプです。お揃いの素材や異素材でも同色カラーでそろえて作っているため、オールインワンにも見える組み合わせで着用できるスタイルです。トップスやボトムのどちらかを手持ちのものに変更して、違ったコディネートを楽しむこともできるため、着回しもききます。
パンツスーツとは
本来はお揃いの素材・または色で作った、ジャケット(羽織り)とボトムという組み合わせの服装です。現在では上下が同色でも異素材のものスーツと呼ぶ場合もあります。
ジャケットはテーラードジャケット、ノーカラージャケット、フリルジャケットなど、デザイン違いのいくつかの種類から組み合わせ選ぶことが可能な商品もあります。
また、現在では特にジャケットでなくても、パンツと同素材の組み合わせのブラウスをセットで『パンツスーツ』と呼ぶこともあります。パンツドレスよりマニッシュなデザインになっています。
結婚式でのパンツドレスのお呼ばれコーディネート例を画像で紹介
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現在はさまざまなタイプのパンツドレスがドレスショップやインターネット通販で購入できます。どんなパンツドレスを選んだらよいか、ポイントをまとめました。
寒い冬の結婚式におすすめの袖付きパンツドレス
冬カラーのグリーンの袖付きパンツドレスは華やいだコーデ
フォーマルの冬カラーはどうしても重たくなりますが、その中で最近注目されているのが艶やかなグリーンのパンツドレス。スレンダーなシルエットに合う明るいグリーンの色味は、会場で大人の魅力を引き立てます。
シースルーまたはレースの袖付きパンツドレスには羽織りを合わせて
袖付きのパンツドレスはボトムのバランスに合わせ、袖をシースルーにしたりレース仕立てにしたりと、少し寒くみえてしまうデザインも多い傾向です。そういった場合には、羽織ものを一枚持参して羽織りましょう。
20代ならフォーマルでシックな黒のパンツドレスは必須アイテム
シックな黒の女性らしいオールインワンのパンツドレス
フォーマル度が高く、女性らしいシルエットのオールインワンのパンツドレスは、一般的な結婚式からカジュアルな結婚式、二次会まで着用可能です。
着回しが利くツーピースのパンツドレスは二次会対応にも
上下バラバラにコーディネートして着まわすことができるツーピースタイプのパンツドレスは、結婚式招待が増える20代~30代前半まで大活躍しそうですね。
30代の遊び心を刺激する「きれい色」のパンツドレス
くすみ系カラーのパンツドレス人気は今年も健在
ここ数年大人気の、淡く上品な「くすみ系カラー」のパンツドレス。マニッシュなパンツドレスに可愛らしさや甘さをプラスします。
とろみのある素材のパンツドレスは女性らしいしなやかなシルエットに
とろみのある素材のパンツドレスは、ドレッシーな落ち感で女性のボディラインを美しく見せてくれるため、よりしなやかで艶のあるコーディネートに。
40代なら体形カバー&顔映えカラーのパンツドレスがおすすめ
お腹まわりやぽっちゃり体形を上手に隠すドルマンスリーブのパンツドレス
ドルマンスリーブやマントスリーブ、重ね着風に見えるパンツドレスは、体形カバーの効果が抜群!足元もゆるやかにすっぽりと隠せ、着やせコーディネートが可能です。
黒より大人の魅力が引き立つキレイ系カラーのパンツドレスで顔映えアップ
艶やかな明るいカラーは、黒やネイビーに比べ肌映えがいいため、フォト撮影をした際の顔映えもよくなるのでおすすめです。
結婚式でのパンツスーツのコーディネート例を画像で紹介
結婚式でのパンツスーツは、上下別々で着るセットアップの部類になり、結婚式ではオールインワンのパンツドレスに比べ、よりカジュアルなイメージになります。また、デザイン上すっきりしたシルエットでマニッシュ寄りのコーデになりがちです。
きれいな色のインナーを着用したり、ヒールの高いドレッシーな靴を履くなど、コーディネートに華やかさをプラスする工夫をしましょう。
パンツスーツに差し色インナーやコサージュを加え華やかに
パンツスーツはどうしてもドレスやパンツドレスと比較すると、マニッシュな印象になりがちで、あまり地味になってしまうとマナー違反の恐れも。インナーに華やかな差し色を加えるなどの工夫をしましょう。
キレイ色のパンツスーツは大人の魅力たっぷりにきこなせる
キレイ色のスーツは、デザインがメンズライクでも、知的で女性らしさが溢れる華やかな印象になります。思い切って、カラースーツを取り入れるのもおすすめです。
軽快で動きやすいサルエルパンツのパンツスーツは30代、40代のママにおすすめ
サルエルパンツのセットアップは足もとがすっきりしているため、動きやすく楽ちんで、お子さま連れで結婚式に参列するママに大人気です。
ジャケット、パンツ、ブラウスのスリーピースのパンツスーツは抜群の着回し度
現在はインナー、ボトム、羽織りを揃えたスリーピースのパンツスーツの販売も多く見られます。インナーとボトムだけ着て羽織をストールに変えてより華やかな着こなしに変化をつけたり、ジャケットとボトムだけ着てインナーを落ち着いたブラウスに変えてカジュアルパーティ用にしたり…と、シーンに合わせた着回しができる優れモノです。
結婚式でのパンツスタイルのドレスコード
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女性のパンツスタイルはドレスコードでいうと、準礼装(セミフォーマル)・略礼装(インフォーマル)あたりに位置付けられています。正礼装(フォーマル)として着用することはできません。
フォーマルな場では女性のパンツスタイルはドレスより格下になる
伝統を重んじるフォーマルな場でのファッションのマナーでは、メンズライクなパンツスタイルの格はスカートよりも低いとされています。女性の第一礼装はドレス。そのため、女性のパンツスタイルはドレスより格下になります。
格式高い会場の結婚式ではパンツスタイルは避ける
結婚式などのフォーマルなパーティシーンでは、服装は会場、結婚式での立場に合わせ「格」をドレスコードとして合わせます。格式が高い会場での結婚式や、目上の方や年配の方が多く招待されているような結婚式では、パンツスタイルは避けたほうが無難です。
親族、主賓としての出席にはパンツスタイルは避ける
先述の通り、女性のパンツスタイルは正礼装ではありません。結婚式の服装で、正装が求められる母親や姉妹、いとこなど親族の服装としては不向き。パンツ以外のドレスや着物を選びましょう。また、主賓としてや会社の上司など、立場や役割のあるゲストとして参加する場合も避けたほうがいいでしょう。
パンツスタイルは一般ゲストとして、またはカジュアルな結婚式での着用をおすすめ
パンツスタイルはインフォーマル寄りの服装です。そのため、女性らしいドレッシーさや華やかさに気を配る必要があり、一般ゲストとしての参列や、レストランウェディングなどのカジュアルな結婚式での着用に向いています。現在では、パンツスタイルの認知度が急速に上がっており、親族として参加する結婚式や、上司という立場あるゲストとしての参加以外では、結婚式でのパンツの着用をとがめられることはあまりないでしょう。一般的な結婚式会場であれば、ドレスコード的には問題ありません。ですが、格式高い会場での結婚式に参列する場合は、パンツドレスは避け、ドレススタイルのほうがいいでしょう。
結婚式でのパンツスタイルのコーディネートマナー
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ノースリーブは避け羽織ものを用意する
結婚式の女性の服装マナーでは、ノースリーブは厳禁です。パンツスタイルでももちろん同様。ノースリーブの場合は肩がしっかり隠れる羽織ものを羽織りましょう。
素足は避けストッキングを着用
結婚式では素足は厳禁です。パンツスタイルは足が大部分隠れますが、素足でパンプスを履くのはもちろんマナー違反。また、あまり見えないからと、タイツやカラータイツの着用もNGです。必ずヌードストッキングを着用しましょう。
派手な柄、アニマル柄は避け、できれば無地で
結婚式の服装マナーでは、新郎新婦の服装より目立つ服装は避けるべきとされています。大きな花柄やカジュアルに見えるチェック柄などは避けましょう。また、アニマル柄などは動物を連想するものは、ハレの場では縁起が悪いとされているため、これも避けましょう。
セパレートタイプはよりカジュアルな格付けに
結婚式では、基本一色のドレススタイルが格が高いとされ、上下別々に分かれるコーディと
はカジュアルなものとされています。
スーツスタイルやセパレートコーデやツーピースは、できればカジュアルな結婚式か、二次会のコーデに着用しましょう。セパレートでも同素材を使った、一枚着のパンツドレスのように見えるものであれば、そこまで気にしなくてもいいでしょう。
まとめ
結婚式の格式と立場に合わせてパンツスタイルを楽しもう
結婚式のお呼ばれの服装で、女性がパンツスタイルを楽しむために気を付けたいのは、結婚式の格式と招待される際の立場です。それさえ判断できれば、今は色とりどりで素敵なデザインのパンツドレスやパンツスーツがたくさんあり、ドレス以外での服装の選択肢が大きく広がります。ぜひ、ファッションマナーを守ってパーティコーデを楽しんでくださいね。