結婚式前日の仕事は休む?休まない?
働いている花嫁にとって、結婚式前日は仕事を休むか、休まず勤務するかは迷うところ。先輩花嫁たちはどのような理由で仕事を休む、休まないの判断をしていたのでしょうか。
仕事を休んだ理由
結婚式前日に仕事を休むと決めた理由はさまざまですが、結婚式準備以外の理由で決めるときのポイントは「結婚式前日を誰とどのように過ごしたいか」にあるようです。
結婚式準備が大詰め!
最も多いのは結婚式の最終準備のための休暇。直前まで準備に追われてしまう花嫁もいれば、事前に準備は済ませていてもしっかり最終確認するために休んだ花嫁も。仕事に行っても緊張や不安で落ち着かず効率的な仕事ができなそう、と感じるなら、休みをとって当日の準備に専念すると良さそうですね。また、接客業など仕事上ネイルがNGのため前日は休んでネイルに行くなど、花嫁として手を抜けない理由があることも。
家族水入らずの時間を過ごす
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結婚式前日は、結婚前に家族と過ごせる最後の日。遠方で結婚式を挙げる場合は、その土地を一緒に観光するなど家族との時間を過ごす花嫁も多いようです。結婚式会場が遠方ではない場合でも、両親と一緒にゆっくりランチをする、夕飯の準備を手伝ったり家族団らんの夕食を楽しむ、母親と一緒にお風呂に入るなど、普段はなかなかとれなかった家族との充実した時間を過ごせると、感謝の想いを伝えるタイミングも作りやすく、悔いなく結婚式当日を迎えられそうです。
恋人時代最後のデート
結婚したら一緒に過ごすことが日常となり、パートナーが隣にいることが当たり前に感じるようになるカップルは多いもの。二人での外出も生活の延長となり、彼のためにおめかしをして出かける機会も減ってしまいがち。結婚式前日に恋人時代最後のデートをした新郎新婦は、大切な記念日になった、二人の思い出の場所が増えたなど、心に残る一日となる場合が多いようです。結婚式当日に向けて気持ちを最高潮に揚げられそうですね。
仕事を休まなかった理由
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仕事を休んだ花嫁が多い一方で、仕事を休まず普段通り過ごした花嫁もいます。独身最後の日を普段通りに過ごす…独身時代に別れを告げるにふさわしい過ごし方のひとつと言えそうですね。結婚式準備が全て終わっていれば、前日に普段通り仕事をしていても落ち着いて過ごすことができるでしょう。結婚式に出席してくれる上司や同僚がいる場合は、前日のうちに挨拶をしておくと好印象です。
結婚式前日に休めそうにないと事前にわかっている場合は、結婚式の最終準備で慌てることのないよう、前日までに全ての準備を終えておきましょう。自分の準備が万全でも、新郎は多忙で整っていない場合も。準備状況や自分にできることがないかなど、事前に確認しておくとよいでしょう。
また、結婚式後に新婚旅行へ行くカップルも結婚式前日は休まず仕事へ行くケースが多いようです。結婚式前日でもしっかり仕事をこなしていれば、上司や同僚も結婚式後の長期休暇を快く理解してくれそうですね。
仕事を休むとき、会社には何と言う?
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結婚式前日に仕事を休む場合は有給休暇を利用するケースが多いようですが、「結婚式前日だから」という理由だけで休むのは非常識と思われないか、自分勝手と思われるのでは…と不安に思う花嫁は少なくないでしょう。
有給休暇は働いている人に与えられている権利ですが、職場環境や状況によっては理由を求められることもあるようです。繁忙期など職場全体が忙しい時期に休む場合は特に、社会人としてのマナーをしっかり守ったうえで休みたいですよね。
一番気を付けたいのは、急な休みにならないこと。結婚式準備の状況に関わらず結婚式前日はゆっくり過ごしたいと考えている場合は、早いタイミングで休暇申請を出しておくとよいでしょう。1ヵ月以上前から申請できていると、周囲も自分も事前に仕事の段取りを組みやすく、休んだことによる影響も出にくそうですね。
結婚式準備が間に合わず急遽休むことになってしまった場合、休む理由を聞かれたときは「結婚式準備のため」と正直に話すようにしましょう。この時も、間に合わないとわかった時点で早めの申請ができるとベスト。もしも迷惑をかけてしまう人がいるのなら直接口頭で謝っておくなど、周囲への気遣いを忘れないようにしましょう。
休んだ前日は何をする?結婚式前日にやること
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結婚式前日に仕事を休んだ場合、具体的にはどのようなことをやる必要があるのでしょうか。夜になって慌てることがないよう、朝からダンドリよく行動したいですね。
結婚式前日に必ずやっておきたいことは、当日の持ち物チェックと会場へ外部から持ち込むアイテムの到着確認。スピーチや余興、乾杯の音頭をとってくれる人、司会者やプランナーさんなど当日お世話になる人への挨拶も忘れずに。遠方から来るゲストや乳幼児連れ、妊娠中のゲストにも一言挨拶ができると好印象です。
その他にも、結婚式当日の流れや披露宴の進行について彼と最終確認したり、謝辞や両親への手紙の予行練習もできると気持ち的に余裕がもてそう。両親や家族への感謝の想いも伝えられると、悔いなく結婚式当日を迎えられそうです。
そして花嫁として大切にしたいのは、ビューティーの仕上げ。緊張で心はソワソワしがちですが、当日に疲れを残さないようゆっくりとお風呂に入り早めに眠るように心がけましょう。
仕事を休まない場合、気を付けるべきこと
結婚式前日に普段通り出勤する場合でも、翌日の本番のために家でのリラックスタイムや早めの就寝は守りたいもの。そのためにもいつもと同じように過ごすのではなく、翌日花嫁になることを意識して行動するようにしましょう。
連絡事項は仕事の休憩時間に済ます
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結婚式前日に外部から会場へ持ち込まれるアイテムがある場合、会場に必ず到着確認をするようにしましょう。電話連絡はお昼休みなどの休憩時間に完了できると安心です。
スピーチや余興などをお願いしているゲスト、司会者など当日お世話になる人へもひとこと挨拶をしておきたいもの。全員に電話で連絡するには時間的に厳しかったり先方も仕事中の場合は、メールで挨拶をするとよいでしょう。メールの文章を事前に下書きなどで保存しておき結婚式前日は送信するだけの状態にしておくと、休憩時間中にすべて完了できそうですね。
残業や寄り道はしない
普段から残業をすることがあると「少しくらい残業しても大丈夫」と思いがちですが、気が付くと遅い時間になっていた、なんてことも。帰宅時間が遅くなれば、必然的に就寝時間も遅くなり寝不足につながってしまいます。何があってもこの日ばかりは残業は避け、定時で帰宅できるよう朝からダンドリ良く仕事を組むようにしましょう。
また、いつもより早く帰れたからと帰宅途中に寄り道をするのも避けた方が無難。いつもは立ち寄れないお店が気になっても、結婚式の前日は早く帰宅し早く就寝することを第一に行動しましょう。朝起きた時に帰宅時間、就寝時間を決めてから一日をスタートすると、早く帰ることに意識がより向きそうですね。
結婚式の準備は事前に完了しておく
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仕事を終え帰宅してから結婚式当日の持ち物を準備すると、足りないものがあっても買いに行けなかったり、時間が迫る中で気持ち的に焦ってしまうことも。忙しいからといってインスタント食品などに頼ったりお風呂やお肌の手入れに時間をとれないと、翌日の体調や肌の調子に響く可能性もあります。
結婚式当日を万全の状態で迎えられるように、前日に仕事を休まない場合は結婚式の準備を事前に完了しておくようにしましょう。結婚式直前の休日に当日の持ち物などの準備を整え、結婚式前日はチェックリストを最終確認するだけ、などにしておくと安心ですね。彼との事前打ち合わせも、結婚式前日よりも前に済ませておきましょう。
まとめ
結婚式前日の過ごし方を決めてから判断を
結婚式前日に仕事を休むべきかどうか迷ったら、独身最後の日をどのように過ごしたいか考えてみましょう。その結果、仕事を休むと判断しても、早いタイミングで休暇申請を出せば周囲に迷惑をかける事態は避けられそうです。
もちろん仕事を休まず普段通り勤務するのも有り。その場合は当日の持ち物などの準備を早めに済ませ、結婚式前日は仕事の休憩時間や帰宅後の数分で完了できるタスクのみ、という状態にしておくと安心です。
仕事を休む場合も休まない花嫁も、翌日に結婚式を控えていることを意識して、身体に負担がかからないよう過ごすようにしましょう。