顔合わせ食事会に手作り招待状を送るカップルが増えている
メールやLINEでの報告より丁寧さが伝わる
招待状を作成する理由
両家の顔合わせでは、お互いの両親の意向や顔合わせに対しての考え方を聞きながら、お互いの意見を調整して日時や場所を決めていきます。電話やLINE、メールなどを利用して、それぞれの両親に直接伝えることが多いでしょう。最近では招待状を手作りし、両家の両親に丁寧な配慮をして食事会に招待する新郎新婦が増えています。食事会の主旨が、感謝を込めて両親や家族を招待すると考えるカップルが増加しているからです。
招待状を作ることで、日時や場所などの詳細を確認できます。また、双方の両親に社会人として責任感や丁寧な人柄であるた印象を持ってもらい、安心してもらうことができるでしょう。顔合わせの食事会は、二人だけでなく両親も楽しみにしているため、。日時や場所だけではなく、新郎新婦から「当日楽しみにしています」という言葉を書き添えて気持ちを伝えましょう。
しおりを同封して送る
最近では、顔合わせ食事会までに両家の家族や結婚についてのスケジュールをまとめた「顔合わせのしおり」を作成し、顔合わせまでに情報を共有したいと考えるカップルも増えています。しおりの送付のために招待状を作成するカップルも増えているようです。
顔合わせに招待状は必要?
招待状を送付しないとマナー違反というわけではありませんので、特に必要ないというカップルがほとんどです。そのため、より気持ちが伝わるアイテムとも言えるでしょう。
顔合わせ食事会の招待状を手作りする作り方
招待状は手書きから招待状作成キットを利用する簡単な方法までさまざまな作り方があります。基本的には1家族1通の計2通、離れて暮らす兄弟姉妹や親族に送る場合は3~4通ほどになります。
招待状キットやテンプレートを利用する
簡単なのは招待状の作成キットを利用して作る方法です。招待状用のテンプレートをダウンロードして項目に沿って入力し、挨拶文を添えてキットの用紙に印刷します。
テンプレートのみ利用して、自分の選んだ用紙に印刷することも可能です。
パソコンのビジネスソフト等で作成する
パソコンのビジネスソフト(PowerPoint、Excel、Word)を利用して招待状を作成することもできます。テンプレートに比べ自由度は高くなりますので、デザインから凝りたい人にはおすすめです。
手書きで作る
ハガキや便箋、招待状用の二つ折り用紙に手書きで丁寧に作成します。丁寧に書き上げれば、気持ちと温かみが伝わる招待状になるでしょう。
顔合わせ食事会の招待状に必要な内容
招待状には、次のような項目と内容を盛り込んで作成しましょう
【顔合わせの招待状に盛り込む内容】
・二人の挨拶文
・顔合わせ食事会の日時
・会場の場所とアクセス方法
・会場の地図(お店のパンフレットなどを同封しても可)
・手書きで相手の両親に向け気持ちを書き添えるのもおすすめ
場所の記載には、最寄り駅から徒歩◯分、駐車場の有無も合わせて書くと親切です。事前に両家の両親がどのような交通手段で来るのかを確認し、それぞれの家族に合わせて情報を記載しましょう。
顔合わせ食事会の招待状の文例
顔合わせ食事会の招待状は、改まった手紙にしたい場合は縦書きで、頭語、季節を伝える時候の挨拶を入れて丁寧な文章に、両親が形式を気にしない方であれば、親しみを込めてカジュアルな横書きの書式を選びましょう。慶事なので、招待状には句読点は使わないで書き上げます。
丁寧な招待状の文例
拝啓 清秋の候 皆様にはますますご清祥のことと存じます。
この度 ささやかながら両家の顔合わせを兼ねた食事会を開催したく存じます。
ご多忙の中誠に恐縮ではございますが ご出席くださいますようお願い申し上げます。
どうぞ当日はお気をつけてお越しください。
家族での親睦を深められることを楽しみにしております。
敬具
カジュアルで親しみを込めた招待状の文例
日ごとに暑さが増してまいりましたが、お元気にお過ごしでしょうか。
この度 両家の親睦を深める場としてささやかながら食事会を催したいと思います。
当日は短い時間ですがどうぞよろしくお願いいたします。
お気をつけてお越しください。
敬具
顔合わせ食事会の招待状のデザインやアイデア例
和風や洋風のキットを使用
顔合わせ食事会の会場イメージに合わせた、招待状キットを利用することができます。キットやテンプレートは、ウェディングアイテムやDIYアイテムを扱うお店で通販などでも購入可能です。
イラストや写真入り
二人の写真や近況、イラストなどを添えてもいいでしょう。
二つ折り
招待状の定番の形です。手書きもできますし、テンプレートでも利用できるため、印刷も可能です。
便箋に手書き
丁寧にしたためた便箋の招待状は、両親にとっても嬉しいものです。
付箋つき
手土産などについては両家の格を合わせるために、一言添えると行き違いがなく、配慮が行き届いた印象です。
まとめ
顔合わせの招待状は両家の両親に招待の気持ちが伝わる
両家顔合わせ食事会の招待状は必ず必要なものではありませんが、二人が双方の家族を大切にしたいという気持ちが、より深く丁寧に伝わるアイテムです。招待状には、必要な情報だけでなく、両親への気遣いや、「お会いできるのを楽しみにしています」といった言葉を添えて送りましょう。忙しい中でも招待状を一手間かけた招待状は、相手の両親にきっと喜んでいただけますよ。