結婚指輪の購入は必須ではない!しかし98.1%のカップルが購入している
結婚指輪の購入は必須ではありませんが、98.1%のカップルは結婚指輪を購入しています(ゼクシィ結婚トレンド調査2019調べ)。「結婚したら結婚指輪を購入する」という考えが一般的であるといえるでしょう。
結婚指輪の「購入率=装着率」ではない!
結婚指輪を購入した人が全員装着しているかというとそうではありません。結婚指輪は、購入だけでなく装着するかどうかも個人の自由。そのため、結婚指輪を購入したものの夫婦のどちらか、もしくはおふたりとも装着しないというカップルが少なくありません。
結婚指輪を購入しても装着しない理由とは?
結婚指輪を購入したにもかかわらず装着していない理由としては、次のようなものが考えられます。
- 仕事に支障が出るため指輪やアクセサリーは装着できない
- 金属アレルギーがある
- 指輪をするのが面倒
- 紛失するのが嫌だ
- 結婚指輪を傷つけたり歪ませたりしたくない
- サイズが合わなくなった
- 紛失してしまった
当初は結婚指輪を装着していたものの、いつの間にか装着しなくなったという人もいれば、結婚式のために購入したけれど、装着するつもりはもともとなかったという人も。結婚指輪が本当に必要なのか疑問をもちながら購入しているケースもあるようです。
結婚指輪を装着しないことでトラブルになる可能性もあるので注意
「結婚指輪を装着していない=独身」と判断する人も多いです。そのため、結婚指輪を装着していないことでトラブルになるケースも。
- 独身だと思われて縁談を持ち込まれた
- 異性からアプローチを受け、結婚しているといったが信じてもらえなかった
などのトラブルが見受けられます。
また、「サイズがきつくなった」などの理由から結婚指輪をしなくなったところ、
- パートナーに浮気を疑われた
- 夫婦仲がうまくいかなくなったと思われて、異性から猛アプローチを受けた
というケースも。すべてが「結婚指輪をしないせい」とは言い切れませんが、結婚指輪をしていればトラブルを避けられたかもしれません。
結婚指輪は購入するのがおすすめ!人気の結婚指輪とは?
無用なトラブルを避けるという意味でも、結婚するなら結婚指輪は購入しておいた方がよいのではないでしょうか。しかし、どんな結婚指輪を選べばいいのかわからないという人のもために、人気の結婚指輪についてご紹介します。
プラチナ素材でシンプルなデザインの結婚指輪が人気
結婚指輪の素材にはいくつか種類がありますが、人気はプラチナです。どれくらいの人がプラチナを選んでいるのか見てみましょう。
夫 | 妻 | |
---|---|---|
プラチナ | 82.5% | 78.8% |
ゴールド(イエロー・ホワイト・ピンク) | 8.3% | 11.4% |
コンビ(プラチナとゴールド) | 5.6% | 6.7% |
その他 | 2.8% | 2.3% |
男女ともに約8割がプラチナの結婚指輪を選んでいます。また、結婚指輪を選ぶ際に重視したポイントは「デザイン(92.0%)」であり、具体的には次の点が挙げられました。
- シンプルで清楚なデザイン
- 重ねづけができるデザイン
- プラチナ素材
- 流行りすたりがない
- ダイヤなどの宝石がついている
- 細身のデザイン
結婚指輪は年齢にかかわらず装着でき、日常生活の邪魔にならないデザインが人気だといえるでしょう。
結婚指輪の相場は2本で24.2万円
結婚指輪選びにおいて、デザインの次に重視されているのが価格です。先輩カップルが購入した結婚指輪の相場は、2本で24.4万円。予算を決める際はこれくらいの金額を見ておくとよいでしょう。ちなみに、男女それぞれの結婚指輪の相場は次のとおりです。
夫 | 妻 | 11.1万円 | 13.1万円 |
---|
女性の結婚指輪にはダイヤなどの宝石がついていることが多く、男性の結婚指輪よりも高額になる傾向があるようです。
検討期間は平均1.5ヵ月!半年前には結婚指輪を購入するのがおすすめ
「そんなにこだわりもないし、結婚指輪の購入は結婚式や入籍の直前でいい」と思っているならば要注意です。既製品であっても、店頭にはサンプルしかなく注文後に取り寄せ、サイズ調整や刻印のための時間が必要など、結婚指輪は注文したその日に持ち帰ることはほぼできません。既製品でも注文から納品まで少なくとも1ヵ月はかかると考え、スケジュールに余裕をもって結婚指輪探しをおこないましょう。
ちなみに、先輩カップルは結婚式の平均8.3ヵ月前に結婚指輪を探し始め、平均6.7ヵ月前に注文しています。
結婚指輪を購入しない場合、結婚式の指輪の交換はどうすればいい?
おふたりで話し合って「結婚指輪は必要無い」という結論になったものの、結婚式のために指輪を用意しようと考えているならば、「指輪の交換」を別の演出に変更してみてはいかがでしょうか。
- ダーズンローズセレモニー(12本のバラを新郎から新婦にプレゼント)
- ○○の交換(レイや腕時計など、結婚指輪の代わりになるものを交換する)
- 結い紐の儀(赤い糸をお互いの左手の小指に結び合う)
など、「指輪の交換」の代わりになる演出はいろいろあります。結婚式場のプランナーやプロデュース会社のスタッフなどに相談してみるとよいでしょう。
まとめ
結婚指輪を購入するかは2人でよく話し合って決めよう
結婚指輪は、おふたりが愛を誓った証となるものです。そのため、装着する・しないにかかわらず結婚指輪を購入しておくことをおすすめします。
ただし、結婚指輪の購入は必須ではありません。おふたりで話し合って「つけない・いらない、だから結婚指輪は購入しない」「指輪の代わりになるものを用意する」と決めても問題ありません。結婚指輪を購入しない場合は、結婚式の「指輪の交換」をしない、ほかの演出に変えるなどするとよいでしょう。