再婚の場合顔合わせや結納はなし?相手の親と会うときに注意する点

「男性女性のどちらかが再婚」「2人とも再婚」といった場合、顔合せや結納はおこなうべきなのかどうか迷ってしまいますよね。「再婚だから顔合せや結納は控えたい」「再婚だからこそ、しっかりやりたい」など人によって考え方はさまざまです。そこでこの記事では、再婚のときの顔合せや結納の有無、流れ、相手の親族と会うときに注意するべき点を紹介します。

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再婚の場合、顔合せはおこなうべき?

再婚の結納

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そもそも、再婚の場合は顔合せをする必要はあるのでしょうか?もし、顔合せをする場合、どのような流れでおこなうのがスムーズなのでしょうか?ここでは、そんな疑問に迫ります。

顔合せはしてもしなくても、どちらでもよい

基本的に、顔合せは必ずしなければいけないという決まりはなく、親やふたりの意見を尊重してどちらにするか決めるのが一番です。
近所に両親や親族が住んでいて、比較的苦労なく会える状況であればした方がよいでしょう。
遠方に住んでいて、年齢も高齢のため移動するのも大変…という会うのが難しい状況なら無理しておこなう必要はありません。
仮に近くに住んでいたとしても、「新型コロナウイルスの感染拡大の影響で会食を控えている」といった場合もあります。
自分たちだけではなく、両親の意向を確認した上で顔合せの有無を決めましょう。

顔合せをする場合の流れ

顔合せが決まったら、事前準備と当日の流れの確認を忘れずにおこないましょう。

事前準備の流れ

1.開催日時を決める
2.場所を決める
3.服装の格式を決める
4.進行内容を考える
5.費用分担を決める

まずは、両家の都合の良い日を決めましょう。「大安」といった日取りにこだわる家庭もあれば、「仕事が休みの日」といった利便性を重視する家庭もあります。それぞれの家庭に合った日取りを選びましょう。
ここで気を付けなくてはならないことは、服装の格式と費用分担です。あらかじめ服装はどの程度の格式にするのか両家にアナウンスしておきましょう。また、費用はどのように分担するのか伝えておくと、当日の会計がスマートになりいらない心配がなくなります。

顔合せ当日の流れ

1.着席
2.始まりの挨拶と家族の紹介
3.イベント
4.食事・歓談
5.結びの挨拶と会計

まずは、会場のフロントやラウンジなどで両家が合流してからスタッフの案内で一緒に個室に入りましょう。
次に、進行役が挨拶をし、親族を紹介していきます。自己紹介スタイルにしても良いでしょう。
食事が運ばれてくるまでの間、婚約記念品をお披露目したり、両家で写真撮影をしたりするなどのイベントを用意すれば、場が盛り上がります。
締めの挨拶は、親の誰かがおこない、その後に2人が挨拶します。最後に、あらかじめ決めておいた会計方法で、スマートに支払いを済ませましょう。

再婚の顔合せでは会話に注意

再婚の結納

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せっかく顔合せをおこなっても、会話の内容次第では「あのお相手で本当に大丈夫?」と親族に心配をかけてしまうことがあります。ここでは、顔合わせでおこなう会話の内容について、気を付けたいポイントを紹介します。

再婚であることは事前に話しておく

いくら離婚・再婚が珍しくなくなったとはいえ、顔合せでいきなり「婚約者は再婚なんだ」ということが判明すると、「再婚なんて聞いていないぞ!」と揉める可能性があります。事前に話しておきましょう。

離婚の理由は簡潔に

「元夫は浮気性でギャンブルばかり!それにあんなことやこんなことも!あのときなんて…」など詳しく話してしまうと、前の配偶者の悪口大会みたいになってしまいます。例えば、「性格が合わなかった」「金銭感覚の違い」など、離婚の理由は簡潔に話しましょう。
もし自分に非がある場合は、先に伝えておくのもひとつの手です。後々になって知られてしまうと、「あの時なぜ言わなかった?」と不信感につながる可能性もあります。自分にも非があったことを認め、反省し、相手に信頼を得る為、どういう完全をしている…というところまで話せれば納得してもらえるでしょう。

婚約者にフォローしてもらう

相手の親族によっては、酔った勢いで意地悪な質問やデリカシーの無い発言をしてくる場合もあります。そんなときは、婚約者にフォローしてもらいましょう。
ただ、あまりにも不快になるような質問を繰り返された場合は、「ちょっとそれはお答えできないです。ところで○○さんはご旅行が趣味なんですよね?実は私も…」など、やんわりと拒否した上で次の話題に誘導するなど大人の返しができるよう心構えをしておきましょう。

結納はした方がいい?

再婚の結納

ここでは、再婚時の結納について解説していきます。

再婚でも結納は初婚と同じ

「再婚だけど、結納はした方がいいの?」と悩む人もいるでしょう。基本的に、再婚であっても結納は初婚と同じです。
お互いに「結納したい」という意思があればおこなうことができます。

ケース別!結納時の注意点

結納をするときに注意すべきポイントを見ていきましょう。

男性(再婚)×女性(初婚)

男性にとっては2度目の結婚でも、女性の両親からしてみれば全てが初めてです。そのため、女性側の意思を最大限尊重しましょう。女性側の要望を可能な限り受け入れる姿勢を見せることが重要ですよ。

男性(初婚)×女性(再婚)

男性側の家では「相手が再婚なら結納まではちょっと…」と結納に消極的になっているケースもあります。
両家がどのように考えているのか確認しておきましょう。

男性(再婚)×女性(再婚)

再婚どうしの場合、仮に本人たちは「もう結納はしなくていい」と考えていても、両親が納得しない場合もあります。両親の意向を聞いた上で結納の有無を決めましょう。

子連れ再婚の場合

子連れ再婚の場合であっても、結納をおこなうことは問題はありません。子どもが同席するのも大丈夫です。

まとめ

再婚であっても顔合せ・結納は自由。親の意見を聞き、柔軟に対応して

たとえ再婚であろうとも、顔合せや結納は初婚のときと同じです。本人、両家の両親の意思を確認した上で顔合せや結納の有無を決めましょう。相手の両親や親族と会うときは、会話に注意しなくてはなりません。あらかじめ再婚であることを伝えておくのは当然ですが、離婚の理由は簡潔に話す、万が一不快な質問をされたときには婚約者にフォローしてもらう、といった対応が求められます。初婚のときと同じように、相手や両親に対して誠実にふるまうことが大切です。

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結婚式準備.com編集部

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