<各種アイテムの最終確認>
晴れの日に向けて準備の総仕上げ「結婚式アイテムの最終確認と直前の準備」
いよいよ準備も大詰め、憧れの結婚式まであと一息だから頑張って!やるべきことをしっかり整理して、精神的にもゆとりのある状態で当日を迎えられるよう計画的に進めよう。
ここがポイント
- 会場には依頼したアイテム、当日の進行などに変更がないかを確認。最終見積りをもらい支払いに関する手配を。
- ゲストリストを確認しながら、お礼やお車代を用意。誰にいつ渡してもらうかなど、当日の段取りも決めておく。
- 自分たちで手配したものなど、会場に持ち込む物をリストアップ。当日、忘れ物をしないよう、自分たちの持ち物も早めに用意しておく。
会場に依頼したことなどを最終確認
この時期は、式当日に向けての確認作業が中心となります。打ち合わせを重ねて決めてきたことに変更はないか、手配をお願いしたものは揃っているかなど、会場に最終的な確認をしておきましょう。また、自分たちで手配した物があれば、それが会場に届いているかどうかの確認も忘れずに。持ち込む物について変更があった場合は、その旨を共有しておくことも大事です。
そのほか疑問点や不安に思うことがあれば、そのままにしておかず、しっかり確認するようにしましょう。そしてもう一つ、忘れてはいけないのが支払いに関する確認です。会場に最終の見積りを出してもらい、支払い時期や支払い方法などについて確認するとともに、当日精算となるものや、延長料など当日追加になる可能性がある費用についても事前に聞いておくと安心です。
会場に最終確認する主な項目
□依頼したアイテムや当日の進行などに関する変更の有無
□自分たちで手配した物が届いているかどうか
□結婚式費用の最終見積り
□結婚式費用の支払期限、支払い方法など
□当日精算や追加になる可能性がある費用
□式当日にまつわる疑問点など
ゲストに渡すお礼やお車代を用意
ゲストリストをもとに主賓や乾杯の音頭をお願いした人など、お礼やお車代が必要な人を再度チェックして、それぞれの役割に合ったお礼を用意するようにしましょう。お礼には、新札を用意するのがマナー。ご祝儀袋も金額に見合ったものを用意するようにしましょう。お礼やお車代は、ふたりが直接渡すのが理想的ですが、当日は慌ただしく渡せない場合が多いので、お礼のメッセージを添えて親や受付の人から渡してもらうよう事前に手配しておきましょう。
お礼を渡す人と金額の目安
●主賓・乾杯の音頭をお願いしたい人のお車代:1万円~
●受付をお願いした人へのお礼:3000円~5000円
●スピーチをお願いした人へのお礼:3000円程度
●余興をお願いした人へのお礼:3000円程度(※プロ級の人の場合は1万円~依頼内容により検討を)
●手作りアイテムをお願いした人へのお礼:3000円程度+材料費(※作ってもらったものに見合ったお礼を)
●遠方からのゲストへのお車代:交通費の全額が理想的だが難しければ半額が目安
知っ得マナー&豆知識
「ご祝儀袋の選び方」
ゲストに渡すお礼やお車代を入れるのに使うご祝儀袋。最近は種類も多く、いろいろなタイプのものが販売されているので、選ぶ時にはちょっとした注意が必要です。水引きは、「結び切り」と「蝶結び」がありますが、結婚式には「一度きり」という意味を含み、一度結んだらほどけない「結び切り」のものを使います。
また縁起物である「熨斗(のし)」の付いたものを選びましょう。グレードは、包む金額に見合ったものを選ぶのがポイント。1万円以上なら水引細工が付いたものを、1万円以下なら水引や熨斗が印刷されたものを選びましょう。包む金額が5000円以下と少額ならポチ袋でもかまいません。
会場に持ち込む物や自分たちの持ち物を準備
自分で手作りした物のほか、受付に飾るグッズやウェイティングスペースで見てもらうアルバム、余興で使う景品やプレゼントなど、会場に持ち込む物がある場合は、会場のスタッフに搬入する日を相談し、できれば前日までに運んでおくようにしましょう。
また、式当日の自分たちの持ち物についても、前日になって慌てないよう早めに準備しておきましょう。
会場に持ち込む物
□手作りしたアイテム
□受付などの装飾グッズ
□ウエイティングスペースに置いておくアルバムなど
□披露宴で使う小道具や景品
□ゲストへのプレゼント
当日の主な持ち物
□結婚指輪
□花嫁の手紙・新郎謝辞の原稿
□花嫁下着、ストッキング、和装用の下着など
□アクセサリーなど自分で用意した小物
□ハンカチ
□化粧道具
□新郎インナー、靴下、和装用下着など
□ゲストへのお礼、お車代
□新札・ポチ袋などの予備
□デジカメ・ビデオなど
当日お世話になる人への事前連絡も忘れずに
主賓や乾杯の音頭をお願いしたゲストには、数日前に「明日はよろしくお願いします」と電話で事前にあいさつをしておきましょう。当日はバタバタしていてあいさつするタイミングを逃してしまうこともあるので、事前にしておくと安心です。また、余興やスピーチ、受付などをお願いした人にも、最終確認を兼ねてあいさつを。その際に、当日、会場に入ってもらう時間や出番のタイミングなども忘れず伝えておきましょう。