結婚報告の基本ルール

<友人や職場、親族に結婚報告>
気を付けるのは「タイミング」「順番」「方法」の3つ!「友人や職場、親族に結婚報告をする」

結婚報告

嬉しいはずの報告もいざとなると、いつ?誰から?…と気になることがいっぱい。みんなに笑顔で祝福してもらえるように、ここでは結婚報告のダンドリと基本マナーを紹介します。

ここがポイント

  • 友人には式の日取りが決まったら、仲のいい人から順番に報告するのが基本。
    式に招待する場合は、後日招待状を送る旨も伝える。
  • 職場では、まず直属の上司に報告。
    結婚を機に退職する場合は退職希望日も伝え、遅くとも式の3カ月前までに報告を。
  • 親族は、伝える時期や相手をまず親と相談。
    報告は親に任せればOK!

まずは伝えるタイミングなどをふたりで相談して

友人やお世話になっている人たちに結婚報告をする際には、事前の準備も忘れないようにしましょう。
結婚報告をする前にふたりで相談しておきたいのが、結婚が決まったことを公表するタイミング。職場が同じだったり、共通の友だちがたくさんいたりする場合はもちろんのこと、そうでなくても公表する時期を合せることで、式の招待客の管理など、その後の準備の足並みをそろえることができます。

次にしておきたいのが、結婚式に招待する人のリストアップ。
式に招待するかしないかで、報告をする時期や報告をした時に伝える内容も少し変わってきます。ゲスト人数は会場選びにも関わってくることなので、この時期に招待したい人をリストアップし、整理しておくといいでしょう。

最後に、友人、職場関係、親族と分け、報告する人とタイミング、式に招待するかしないかなどをまとめたリストを作っておくと、報告漏れなどを防ぐことができます。

「友人に報告する」

友人への結婚報告は、結婚式の会場や日取りが決まったら、できるだけ早い時期にするようにしましょう。どうしても結婚式に出てほしい親友には、結婚が決まった時点で早めに報告し、だいたいの挙式時期を伝えて予定を入れておいてもらうと安心です。ただし、その際には「公にするまでは内緒で」とお願いしておくのを忘れずに。

報告は仲のいい友人から順番にしていくのが基本ですが、グループの場合はタイミングがずれないよう、食事会など全員が集まった時に報告するのがいいでしょう。
結婚式に招待する友人には、結婚報告と同時に招待する旨もしっかり伝えておくことが大切。伝えずあいまいにしておくと、式に呼ばれるのかどうか余計な心配をさせてしまいます。
逆に式に招待できない人には、報告する際に「親族のみの結婚式なので」「人数の関係で呼べなくて」などと、招待できない理由も伝えておくようにしましょう。

報告の方法としては、やはり会って直接するか電話で伝えるのが基本。
やむを得ずメールを使う場合は、個人宛で送るのがマナー。同時に報告しようと複数の友人に一斉送信するのはマナー違反なので気を付けましょう。

知っ得マナー&豆知識

  • SNSで結婚報告ってあり?

    最近は、ほとんどの人が使っているSNS。
    たくさんの人に一斉に報告できるという利点もありますが、一斉送信では気持ちが伝わらないうえ、いろんな形で拡散することで思わぬ人にまで伝わってしまうという危険性も。SNSで報告するのは、身近な人たちに一通り報告した後で、それ以外の人たちにも知らせる最終的な手段と考えておきましょう。

<結婚式に招待する場合の伝え方例文>

「実は私、以前からお付き合いしていた○○さんと、正式に結婚が決まったの。式は○月○日に、○○会場でする予定。あらためて招待状を送るから、よろしくね」

「職場の人に報告する」

職場の人への報告も、時期としては結婚式の日程が決まったらできるだけ早めにするのが基本。

結婚を機に退職を考えていたり、ハネムーンで長期休暇を取ったりする場合は後任人事や引き継ぎなどのこともあるので、遅くとも式の3カ月前までには報告するようにしましょう。退職や長期休暇の申請などに関しては、会社ごとの規定があるので事前に確認し、職場に迷惑をかけないよう気を付けましょう。

職場では、直属の上司→その他の上司→先輩→同僚という順番で報告するのが基本マナー。

まず直属の上司に報告し、そこでさらに上の人や同じ部署の人たちに報告するタイミングなどを相談し、アドバイスをもらうといいでしょう。報告する際には、友人の場合と同様に式への招待の有無をはっきり伝えましょう。招待できない人には「親族中心の内々の披露宴を予定していますので」などと、呼べない理由を添えるといいでしょう。また、上司に主賓のあいさつや乾杯の発声をお願いする場合は、その旨も一緒に伝えるようにしましょう。

報告の仕方は、職場の人にもやはり直接会って伝えるのが基本。ただしプライベートな話なので、お昼休みの時間や休憩時間などにタイミングをみてするようにしましょう。

<上司で式に招待する場合の伝え方例文>

「私事ですが、ご報告することがあります。実は、○月○日に、○○で結婚式をすることになりました。○○課長にもぜひご列席いただきたいと思っております。招待状はあらためてお渡しさせていただきますので、よろしくお願いいたします」

「親族に報告する」

親族への報告も結婚式の日程が決まってから行うのが一般的ですが、親族に関しては、誰を招待するのかは親族間での決まりやルールがあるため、まずは親に相談し、報告する人や時期、順番を決めるようにしましょう。

実際の報告も親が行なう場合が多いので、基本的には任せておけばいいでしょう。
ただしお世話になった祖父母、普段から仲良くしているいとこなど、自分から直接報告したい人がいる場合は、その旨を親に伝え、自分で報告するのもいいでしょう。

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