「花嫁ヘアメイク」の基礎知識と手配方法

<花嫁ヘアメイクを決める>
花嫁メイクのポイントや人気の髪型、依頼の仕方をチェック!
「花嫁ヘアメイク」の基礎知識と手配方法

花嫁ヘアメイク

花嫁の表情に視線が集まる結婚式。希望通りのヘアメイクで、誰よりも素敵な花嫁を目指したいですよね。そこで、事前に知っておきたい花嫁メイクの注意点や、人気のヘアスタイル、ヘアメイクをオーダーする際の流れをご紹介。こちらを参考に理想のヘアメイクを叶えて、大切なゲストをとびきりの笑顔で迎えて!

ここがポイント

  • 普段のメイクとブライダルメイクの違いを知ることが、理想の花嫁メイクを叶える秘訣。
  • アレンジのバリエーションが幅広い花嫁ヘア。まずは、人気のヘアスタイルを知ることから検討スタート。
  • ドレス決定後、花嫁ヘアメイクの依頼先を検討。結婚式の3~2ヵ月前には決定を。

【花嫁メイク】普段のメイクとの違いや注意点を知ることが成功の秘訣

花嫁衣裳を着た際に施すメイクである「花嫁メイク」の役割は、結婚式で花嫁の美しさをより際立たせること。そのため、自身に似合うかどうかだけでなく、ドレスや会場の雰囲気との相性、さらには、ゲストからの見え方や撮影時のことなども考えて仕上げることが重要になります。花嫁メイクの注意すべきポイントは下記の3つ。普段のメイクとの違いもチェックしながら、自分史上最高のキレイを叶えましょう。

花嫁メイク 注意すべきポイント

メイクのイメージを、自分に似合うかどうかだけで決めない

キュートなメイクにエレガントなドレスでは、ちぐはぐな印象に。メイクでなりたいイメージを検討する際、ドレスやドレス小物、会場の雰囲気との相性も考えましょう。

もちがいいメイクを心がける

花嫁メイクは、涙や長時間の結婚式でもキレイを保てる「もちがいいメイク」が基本。メイク崩れしないよう、ベースメイクはしっかり丁寧に。また、ウォータープルーフのマスカラなど、水に強いコスメを使用しましょう。

普段のメイクより少し濃いめに仕上げる

普段のナチュラルメイクでは、ドレスやアクセサリーの華やかさに負けてしまううえ、距離が離れているゲストからは表情がぼんやりとしか見えない恐れが。写真映えするためにも、普段より少し濃いめのメイクがおすすめです。

【花嫁ヘア】ベストな髪型は?まずは人気のヘアスタイルをチェック

アップスタイルやダウンスタイルだけでなく、アレンジの幅が広い花嫁の髪型。メイク同様、ドレスや希望のイメージ、会場の雰囲気に合わせたスタイルを心がけたいものです。最近の人気の傾向は、ウェーブや後れ毛などで抜け感や軽さを演出するアレンジ。ここでは、花嫁から支持を集めるヘアスタイルをご紹介。検討する際の参考にして。

人気のヘアスタイル

シニヨン

おだんごヘアとも呼ばれる、アップスタイルの代表的なアレンジのひとつ。高い位置でかっちりまとめればエレガントに、低い位置でふんわりルーズにまとめればカジュアルに、など、シーンに合わせたアレンジのしやすさで人気を集めています。

編み込み

髪を細かいパーツに分け、交互にクロスさせながら編んでいくスタイルは、ほどよいボリューム感で花嫁に可憐な存在感をもたらします。毛束をまとめ上げるアップスタイルのほか、ハーフアップに取り入れたり、編みながらふんわりひとつにまとめてダウンスタイルで楽しむ花嫁も多数。

ポニーテール

ガーデンパーティやレストランウェディングなど、ナチュラルなシーンにフィット。ゆるく巻いた髪を低い位置でラフにひとつ結びするニュアンスのあるスタイルが、おしゃれな花嫁の間で特に人気です。

ハーフアップ

後ろ髪などの一部をアップにするスタイル。ストレートやゆるいウェーブを合わせれば上品に、ウェーブを効かせればスタイリッシュにまとまります。

フルダウン

ロングヘアやミディアムヘアを結い上げることなく下したスタイルは、ウェーブ感をしっかり出すことで華やかさがUP。リゾ婚やガーデンウエディングなどで人気の高いダウンスタイルです。

【花嫁ヘアメイクの手配の流れ】ドレスが決まったら、依頼先を検討!

ほとんどの花嫁がプロに依頼する「花嫁ヘアメイク」。依頼先との打合せでは、ドレスの雰囲気も含めて相談するとスムーズなので、ドレス決定後に当日のヘアメイクをお願いするサロンを検討。結婚式の3~2ヵ月前には依頼先を決定し、予約を入れます。打合せ当日は、下記を参考に必要な持ち物を準備して来店。しっかりと相談しましょう。また、別途料金はかかりますが、「メイクリハーサル」もぜひ実施を。実際の仕上がりを事前に確認できるので、安心して当日を迎えることができます。

花嫁ヘアメイク 当日までの流れ

挙式4~3ヵ月前

ドレス決定後、ヘアメイクのお願い先を検討

会場によっては、「ヘアメイクの持ち込みは不可「持込料が必要」「持ち込みOKだけどメイクルームの利用は不可」というところも。会場と提携外のサロンも含めて検討したい場合は、事前に会場側に相談しましょう。

挙式3~2ヵ月前

ヘアメイクのお願い先を決定。予約と打ち合わせ

会場専属の美容室や会場と提携しているサロンにお願いする場合は会場のスタッフに、外部のサロンを利用する場合は電話などで打合せの予約を入れます。打合せでは、持参したドレスの写真などを見てもらいながら、できるだけ具体的に希望のイメージなどを伝えて。交通費や出張費が含まれているかなど、ヘアメイク料金の詳細もしっかり確認しましょう。

【打合せで持参すると良いもの】
・ドレスを試着したときの写真(全身の前・後ろ、バストアップ、顔のアップなど)
・ドレス小物の写真
・会場の雰囲気が伝わる資料
・希望するヘアメイクのイメージが伝わるキリヌキなどの資料
・ブーケの資料
・お気に入りのメイク道具や、当日使用したいコスメ

挙式1ヵ月前~2週間前

メイクリハーサルを実施

本番同様のヘアメイクを実際にしてもらえる「ヘアメイクリハーサル」。気になる髪型やメイクを複数試せ、仕上がりを見ながら納得して決められます。また、追加で必要なヘッドアクセも確認できて安心。コンプレックスをカバーするメイクや髪型の提案など、プロにじっくり相談できるのもうれしいポイントです。当日後悔しないためにぜひ実施を。

【メイクリハーサルでの相談・確認事項】
・希望のイメージや、お肌の悩み、コンプレックスについて相談
・ヘアカットやヘアカラーをいつ行うべきか相談
・シェービングや眉カットの実施時期や、眉カットは理容室or自身で行うか相談
・当日ネイルをお願いしたい人は、対応してもらえるか確認
・会場側に新郎のヘアセットが含まれているか確認し、含まれていない場合は、花嫁ヘアメイクとともにオーダー

挙式当日

花嫁ヘアメイク&チェンジを実施

事前に確認した段取りに沿って実施。手持ちのヘッドアクセや当日使ってほしいコスメがある人は、忘れず持参を。

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