<式当日の心構え>
最高の一日にするために!「式当日、後悔しないための5つの心得」
待ちに待った結婚式の当日。うれしい反面、不安な気持ちもつきまとうもの。ここでは後悔することなく、結婚式をより素敵な時間にするための5つの心得を紹介します。
ここがポイント
- 体調に気を付けてベストなコンディションで臨む。当日は時間に余裕を持った行動を。
- 常に視線が集まっていることを意識して、スマートな立ち居振る舞いを心掛ける。
- 当日は主役であると同時にホスト役であることも忘れず、ゲスト全員に精一杯のおもてなしを。
心得その1. 時間に余裕を持って、ベストなコンディションで式に臨む
何より第一に気を付けたいのが式当日の体調です。式当日に体調を崩してしまわないよう、少なくとも数日前にはコンディションの調整に入り、食事や睡眠時間に気を配り規則正しい生活をするよう心掛けましょう。準備に追われ、前日に徹夜をするなどもってのほか。睡眠不足などによる疲れはお肌の調子だけでなく、その日の気分にも大きく影響し、表情に陰りが出てしまうこともあります。とくに前日は早めに寝て、しっかり睡眠をとるようにしましょう。
そして当日は、早めに起きて時間に余裕を持った行動を心掛けることも大切です。時間に追われて慌てると、忘れ物などトラブルの元。逆に時間に余裕を持って行動することで、精神的にもゆとりができ、穏やかな気持ちで式に臨むことができます。
心得その2. 親に感謝の気持ちをしっかり伝える
結婚するにあたり、一番感謝の気持ちを伝えたいのが育ててくれた親。ところが身近な存在であるがゆえに、ついないがしろになりがち。結婚式が始まると、ふたりも親も式にお招きしたゲストへの対応で忙しくなってしまうので、式が始まる前に改めてしっかりと感謝の気持ちを伝える時間を設けておくといいでしょう。
披露宴の中でも、親への感謝の気持ちを伝えるシーンはありますが、プライベートに行なうことで、より素直に気持ちを伝えることができます。当日の式前に時間を設けることが難しければ、前日の夜でもいいでしょう。家族みんなで一緒に食事をして、ゆっくり過ごす時間を作るのもいいかもしれません。式当日は、親も大切なゲストの一人として、もてなす気持ちで接するようにしましょう。
心得その3. 常に見られていることを意識した立ち居振る舞いを
式当日、主役となるのはもちろん新郎新婦のふたり。どんな時もゲストの視線は、ふたりに向けられていることを忘れないようにしてください。この日ばかりは恥ずかしがらず、胸を張って背筋を伸ばし、堂々とした態度で臨みましょう。歩く時や立っている時はもちろんのこと、座っている時も油断せず、背もたれには寄りかからずに、しゃんとした姿を保つようにしましょう。
また、ケーキ入刀などシャッターチャンスとなるシーンでは、たくさんのゲストからカメラを向けられるので、ふたりが見ている方向がバラバラになりがちです。いい写真を残すために、ふたりで目線の方向を合せるよう気をつけるようにしましょう。
当日の立ち居振る舞いが心配なら、会場に打ち合わせに行った際に入場シーンや着席時、ケーキ入刀シーンなどを想定し、実際に歩いたり座ったり、お辞儀をしてみたりして、動きをシミュレーションしておくといいでしょう。
心得その4. ゲスト全員に同じような気配りと接し方を
式当日、ふたりは主役であると同時にゲストをおもてなしするホスト役でもあることを心得ておきましょう。歓談タイムやテーブルラウンドなど、ゲストとふれあう時間には、ふたりから積極的にゲストに声掛けし、来ていただいたお礼と感謝の気持ちを伝えるようにしましょう。
その際に気を付けたいのが、分け隔てなくどのゲストにも平等に接するということ。高砂席にお祝いの言葉を伝えに来てくれた人への対応など、差が出ないよう注意しましょう。結婚式にお招きしたゲストは、新郎側、新婦側どちらが招いたかは関係なく、ともにふたりがこの先ずっとお世話になる大切な方々です。相手側の親族や友人の方たちとは、会える機会が少ないので、逆にこの場でしっかりとあいさつをしておくようにしましょう。
心得その5. 新郎新婦ともに互いを思いやる気持ちも忘れずに
ふたりの結婚を祝福するために出席したゲストにとって、仲睦まじい新郎新婦の姿を見るのはうれしいもの。披露宴では新郎新婦ともに自分のことで精一杯になりがちですが、
緊張している気持ちはふたりとも同じ。相手を気遣う気持ちを忘れないようにしましょう。
新郎は、入退場の際にはさりげなく新婦をエスコートし、花嫁の手紙で新婦が涙した際にはハンカチをそっと差し出すといった気配りを。新婦も新郎があいさつしたり、謝辞を述べたりするシーンでは、新郎任せにせず同じ気持ちで臨むようにし、精神的にサポートするようにしましょう。
長い時間をかけて準備してきた結婚式。ふたりにとって晴れの舞台を楽しむことも忘れずに、素敵な時間を過ごしてください。