結婚式場を決めて契約をする

<結婚式場を決める>
後悔しないよう最後までぬかりなく!「結婚式場と契約する」

結婚式場と契約
ブライダルフェアに参加したりして候補の会場を絞りこんだら、いよいよ会場の最終決定!ここでは慎重に進めたい会場契約までのプロセスと、契約時の注意点について紹介します。

ここがポイント

  • 仮予約の期間を上手に利用してじっくりと最終検討。
    後悔しないよう、気になることは必ずクリアにしておこう。
  • 親への最終確認は必須。
    必要であれば親と一緒に会場へ行き、見てもらっておけば安心。
  • 正式に契約する際には内金が必要。
    万一のことを考えてキャンセルする際のルールなどについても確認しておく。

契約をする前にしておくこと

晴れの日のステージとなる大切な場所だけに、本当にこの会場でいいのか?最後まで悩んでしまうことも多いでしょう。

後悔しないよう契約までのプロセスをしっかり踏んで、ふたりにとってベストな会場に決めましょう。

いいと思った会場は仮予約をして最終検討を

仮予約というのは、希望日時の挙式会場や披露宴会場を一定期間仮押さえすることです。
仮予約の期間はだいたい7~10日間、基本的には無料ですることができます。

いいと思った会場は、希望日が埋まってしまわないよう仮予約をして、その期間にじっくり検討を。気になっていることやネックになっていることがあれば再度会場へ行って相談し、最終判断をするようにしましょう。

複数の会場を同時に仮予約することもできるので、迷っている会場がある場合も仮予約の期間を上手に使って検討するといいでしょう。
仮予約のルールは会場によって違うので、仮予約をする際には事前に確認するようにしてください。

親に確認する

「ここで式を挙げたい」という会場が決まったら、親にその会場のパンフレットや見積りなどを見せて、事前に了解を得ておくようにしましょう。

結婚式は両家のことでもあるので、「会場のことはふたりに任せる」と言われている場合でも、最終決定をする前に一度親に問題がないか確認しておくのが筋。親が会場のことを気にしている場合は、再度親を連れて会場を見に行くのもいいでしょう。実際の会場を見れば親も安心してくれるでしょう。

決めた会場に連絡を入れる

親の了解を得て最終的に決めた会場には、電話をして正式に申し込む旨を伝えます。その後、再度訪問して正式な契約を結ぶことになるので、次の訪問日時を決め、その時に払う内金の金額とその支払方法について確認しておきましょう。

決めた会場のほかに仮予約をした会場がある場合は、断りの電話を入れるのも忘れずに。言いにくい話ですが後回しにせず、必ず仮予約の期間中に連絡するようにしましょう。

決めた会場のほかに仮予約をした会場がある場合は、断りの電話を入れるのも忘れずに。言いにくい話ですが後回しにせず、必ず仮予約の期間中に連絡するようにしましょう。

契約する時の注意点

晴れて会場が決定したら、いよいよ本契約を結びます。

結婚式場に支払うお金は大きな金額になるだけに、後々トラブルにならないよう契約をする際には、最低限以下の項目についてしっかり確認しておきましょう。

支払時期と支払方法

結婚式にかかる費用を支払うタイミングは、会場によって異なります。

一般的には前払いの場合が多く、なかには式の数カ月前に概算費用の半額前後を支払い、式の一週間くらい前に残りの金額を払うというケースも。
結婚式までの期間は、新居やハネムーンの準備など、いろいろ物入りな時期なので計画的にお金のやりくりができるよう、支払時期はもちろんのことカードでの支払いが可能かどうかなど、支払方法についてもしっかり確認しておきましょう。

最近は当日精算や後払いに対応してくれる会場も増えているようです。支払にご祝儀を充てたいと考えている場合は、一度会場に相談してみるといいでしょう。

キャンセル料について

本契約をした後、万が一キャンセルをすることになると、キャンセル料が発生します。

式の何日前までにキャンセルしたらいくらかかるのかなど、キャンセル料に関する規定も確認しておきましょう。
また、キャンセルではなく日程を変更した場合の対応についても契約時にしっかり確認しておくと安心です。

見積り以外で発生しそうなお金

式当日、披露宴が予定の時間より長引いてしまうと延長料が発生する場合があります。

またゲストがオーダーしたプラン外のドリンク代なども当日精算となります。

式後に請求書を見て驚かないように、契約時には見積りには入っていないが以後発生しそうな費用について、どんなものが考えられるか事前に聞いておくといいでしょう。

今後のスケジュール

契約が終わると、今度はプランナーとの具体的な打ち合わせに入っていくわけですが、会場によって打ち合わせを始める時期が異なります。

打ち合わせはいつから始まるか、それまでの連絡はどうすればいいかなど、その後のスケジュールについても確認しておきます。
次回の打ち合わせまでにやっておくべきことなども確認しておくと、その後の準備がスムーズに進められます。

みんなはどうしてる?

  • 会場っていつ頃決めてるの?

  • 平均8.4カ月前

    データ出典:ゼクシィ結婚トレンド調査2018

  • ちなみに会場の検討を始めた時期の平均は、式の10カ月前。検討期間は、平均1.6カ月。
    会場が早く決まれば、ドレス選びやアイテムの手作りなどに長く時間をかけられるというメリットも。

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