結婚式を彩る4大「ペーパーアイテム」の基礎知識

<結婚式に必要なアイテムを検討>
ペーパーアイテムの費用の相場や手作りの難易度、人気のデザインをご紹介!

結婚式のペーパーアイテム

結婚式当日までにマストで用意したい、ペーパーアイテム4種類に関する基礎知識をご紹介。作成時の注意点や人気のデザイン、費用の相場なども参考にしながら、ヌケなく準備。おしゃれなペーパーアイテムで、ゲストを素敵におもてなししましょう!

ここがポイント

  • 結婚式当日までにマストで準備したいアイテムは4種類。まずは、それぞれの用途を確認。
  • ペーパーアイテムごとの手作りの難易度をチェックして、プロに注文するか手作りするか検討を。
  • 作成時の注意点や人気のデザイン、費用の相場なども参考に、希望や予算に合ったペーパーアイテムを不備なく準備しよう。

注文?手作り?結婚式当日までに用意したいペーパーアイテムは4種類

結婚式当日に必要な定番のペーパーアイテムといえば、「席札」「席次表」「メニュー表」。また、最近は「プロフィールパンフレット」をプラスするカップルも増えています。
これらゲストのために用意する『おもてなしアイテム』は、会場内を彩る『演出アイテム』でもあります。結婚式へのわくわく感を高めてもらえるよう、ふたりの気持ちとセンスを込めて、不備なく揃えましょう。

各ペーパーアイテムを用意する際は、会場や会場の提携店、外部ショップなど、プロに注文する方法と、手作りする方法があります。プロに注文するメリットは、時間と手間が節約できること。手作りのメリットは、プロにお願いするより費用を抑えやすく、オリジナル度も高められることです。

とはいえ、手作りでも、慣れない作業や失敗続きで、時間もお金もかかってしまう場合も。次にある各アイテムの手作り難易度をチェック。費用の相場や人気のデザインなども参考に、アイテムによってオーダーと手作りを使い分けながら、楽しく準備を進めましょう。

みんなはどうしてる?

  • ペーパーアイテムのうち、用意したものは?(複数回答)

    • 席札:96.2%
    • 席次表:89.5%
    • メニュー表:83.7%
    • プロフィールパンフレット:55.3%
    • いずれも用意していない:1.9%
    • 無回答:0.2%

    8割以上のカップルが、「席札」「席次表」「メニュー表」を用意。また、半数以上のカップルが「プロフィールパンフレット」を作成しています。これら4種類は、結婚式当日に欠かせないペーパーアイテムといえそう。

    データ出展:ゼクシィ 結婚トレンド調査2018調べ

【席次表】ゲストの座る席と顔ぶれをご案内。出席者が決まってから作成を

ゲストの座る席を案内し、出席者の顔ぶれを紹介する「席次表」。会場内のテーブルレイアウトと、各座席の位置に出席者の肩書と名前を記します。

「席次表」は、席次を決めてからでないと作成できないため、ゲストの出欠が完全に確定した後に手作りまたは、会場の提携店などのプロに依頼を。席次は、出席者の立場と顔ぶれを考え、親や会場の人と相談したうえで決めるのがおすすめです。

急にゲストが出席できないなど、直前まで修正が必要になる場合も多いので、手作りの難易度は高め。三つ折りタイプが定番ですが、席次を印刷したA4のクラフト紙などをくるくると丸めたタイプや、席次表とともにふたりのプロフィールやメニュー表を載せた冊子タイプも人気です。

「席次表」の検討開始時期の平均は結婚式の4ヵ月前で、決定時期の平均は結婚式の3ヵ月前。「席次表」1部あたりの作成費用の平均は、387円となっています。

みんなはどうしてる?

  • 席次表の依頼先は?

    • 会場または会場の提携事業者にすべて頼んだ:45.3%
    • 会場または会場の提携事業者に一部頼み、残りは手作りした:0.5%
    • 外部の事業者にすべて頼んだ:16.3%
    • 外部の事業者に一部頼み、残りは手作りした:10.2%
    • すべて手作りした:25.4%
    • 無回答:2.4%

    席次表の作成をプロにすべて依頼したカップルが45.3%で一番多く、次いで多いのがすべて手作りしたカップルで25.4%。なお、手作りした人の材料の購入先は、インターネット通販が38%でトップ。次にペーパー専門店23.4%、100円ショップ17.2%の順となっています。

    データ出展:ゼクシィ 結婚トレンド調査2018調べ

【席札】座る席をお知らせするネームプレート。アレンジのしやすさが魅力

ゲスト席に置かれる、それぞれの名前を記したネームプレートである「席札」。必須要素はゲストの名前だけとシンプルな構成のため手作りの難易度は低く、オリジナルなアレンジも楽しみやすいアイテムと言えます。

二つ折りのヵードタイプが定番ですが、結婚式のテーマなどに合わせて星形や丸形などのヵードデザインを選択するカップルも多数。裏面に手書きのメッセージを添える花嫁も多く見られます。また、キャンドルやフルーツなど、紙以外の材料を用いてギフト感を高めた席札も人気上昇中です。「席札」1部あたりの作成費用の平均は、162円となっています。

みんなはどうしてる?

  • 席札の依頼先は?

    • 会場または会場の提携事業者にすべて頼んだ:42.4%
    • 会場または会場の提携事業者に一部頼み、残りは手作りした:1.7%
    • 外部の事業者にすべて頼んだ:14.0%
    • 外部の事業者に一部頼み、残りは手作りした:8.6%
    • すべて手作りした:31.8%
    • 無回答:1.5%

    席札の作成をプロにすべて依頼したカップルが42.4%で一番多く、次いで多いのがすべて手作りしたカップルで31.8%。なお、手作りした人の材料の購入先は、インターネット通販が33.7%でトップ。次に100円ショップ29.2%、ペーパー専門店18.3%の順となっています。

    データ出展:ゼクシィ 結婚トレンド調査2018調べ

【プロフィールパンフレット】自己紹介ツールは、手作り派が多数!

生い立ちや趣味など、ふたりのプロフィールを紹介する印刷物である「プロフィールパンフレット」。デザインも構成も自由なので、ふたりらしさを伝えられるアイテムとして年々人気が高まっています。

自己紹介のほか、結婚までのストーリーやふたりにまつわるクイズ、幼い頃の写真や前撮り写真の紹介、ゲストへのメッセージなど、載せる内容も思いのまま。手作りの難易度は、こだわり具合によって異なります。

待ち時間を楽しく過ごしてもらえるほか、ゲスト同士の会話のきっかけにもなる「プロフィールアイテム」。二つ折りのタイプや新聞風に仕立てたもの、冊子風などがさまざまなタイプがありますが、8割以上の先輩カップルは、「席次表」にプロフィールを合わせて載せるスタイルを選択しています。プロフィールパンフレット1部あたりの作成費用の平均は、296円となっています。

みんなはどうしてる?

  • プロフィールパンフレットの依頼先は?

    • 会場または会場の提携事業者に頼んだ:37.3%
    • 外部の事業者に頼んだ:24.1%
    • 友人・知人・親戚の手作り:1.5%
    • 自分たちで手作り:34.9%
    • 無回答:2.2%

    「自分たちで手作りした」と答えたカップルが一番多く、34.9%。自由度の高さが手作り率の高さにつながっていると考えられます。

    データ出展:ゼクシィ 結婚トレンド調査2018調べ

【メニュー表】料理への期待度を高める、手作りしやすさも抜群なアイテム

どんな料理が味わえるか、事前にゲストに確認してもらえる「メニュー表」。食材やテーマなど、料理のこだわりポイントも一緒にご紹介することで、一皿ごとの特別感や期待感をアップさせることもできます。

必須要素はメニュー名のみなので、手作りの難易度は低め。「席次表」に併せて記載するタイプを選ぶ人も多い「メニュー表」ですが、料理に力を入れたふたりには、提供時ごとに確認してもらいやすい独立したタイプがおすすめです。

少し厚みのある長方形の用紙にメニューを記したタイプがスタンダードですが、クリアなアクリル素材や和紙など、デザインだけでなく、素材にこだわる人も増えています。「メニュー表」1部あたりの作成費用の目安は、100円~500円程度です。

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