「ブライダルネイル」の種類と人気のデザイン

<花嫁美容の仕上げ>
花嫁ネイルの種類から、人気のデザイン、お手入れ方法までご紹介!

ブライダルネイル

花嫁の一挙一動に注目が集まる結婚式。自分史上一番きれいな私で臨みたいから、爪の先まで美しさに気を配りたいですよね。そこで、自爪のお手入れ方法から、ネイルの種類、人気デザインまで、希望通りの「ブライダルネイル」を楽しむために知っておきたい情報をご紹介。こちらを参考に、指先まで隙のないキレイを叶えましょう。

ここがポイント

  • 7割弱の花嫁が行っているネイルケア。美しい仕上がりを叶えるために、ぜひ実施を。
  • ブライダルネイルの種類はさまざま。それぞれの特徴を知り、最適な種類を選ぼう。
  • 人気&おすすめデザインを参考に、ブライダルネイルのデザインを検討しよう。

仕上がりに差が付く!まずはしっかり自爪のケアを

挙式当日に向けて爪を伸ばし始めると気付く、爪の変形や表面のでこぼこ。美しいブライダルネイルを楽しむためには、下地となる自爪を美しく整えることが肝心です。まずはネイルケアから始めましょう。
実際、美容ケアを行った花嫁のうち、68%もの人がプロによるネイルケアを実施。指輪交換やケーキカットなど、結婚式では手元に注目を集めるシーンが多いだけに、多くの花嫁がネイルケアに力を入れています。
ネイルケアをお願いする先は、ネイルサロンが一般的。ネイルアートを施してもらう当日にケアしてもらうことも可能ですが、爪の成長を考えると、できれば挙式2~1ヵ月前から始めるのが理想的です。
サロンでは、やすりで爪の形を整えてもらい、ネイル用クリームなどでマッサージ&甘皮やささくれを処理。爪表面をピカピカにクリーンナップしてもらえば、指先が驚くほどきれいに。ネイル用のオイルで甘皮部分を軽くマッサージするなど、日々のセルフケアと併せれば、当日まで美しい自爪をキープできます。

データ出展:ゼクシィ 結婚トレンド調査2018調べ

ブライダルネイルの種類はさまざま。それぞれの特徴や実施時期をチェック

花嫁が結婚式のために行うネイルである「ブライダルネイル」には、さまざまな種類があります。また、種類ごとにメリットや実施時期に違いが。具体的なデザインを決める前に、まずはこちらをチェック。自分に合った「ブライダルネイル」の種類を選びましょう。

カラーポリッシュ

自爪をきれいに整えてマニュキュアを塗ること。その上に模様を描いたり、ストーンを付けるなどのアートを施します。自爪に直接カラーを塗るため、自爪が健康的で丈夫な人におすすめ。また、自分で塗れるので、忙しくてサロンに行く時間がない人にもぴったりです。ただし、傷つきやすく、長持ちしないのが難点。サロンでお願いする場合も、自分で塗る場合も、剥がれやすいため挙式前日など、なるべく直前に実施しましょう。

ネイルチップ

つけ爪のこと。デザインされたチップを専用の接着テープなどで爪に装着します。簡単に外せるので、お色直しでネイルを替えたい人や、仕事の都合などで挙式後すぐにネイルオフしたい人におすすめ。使用後に手元に残るのもうれしいポイントです。欠点は、着脱しやすい分、衝撃などで取れやすいこと。また、グローブに引っ掛かりやすいので、取り扱いに注意が必要です。市販ではなく、オーダーチップが希望の場合は、出来上がりが挙式直前だとデザイン変更やサイズ調整が難しくなるので、最低でも挙式1ヵ月~3週間前までにはサロンへオーダーしましょう。

ジェルネイル

特殊なジェルを自爪に塗って、UVライトで固める人工爪の一種。オフするには専用のリムーバーが必要になりますが、デザインが多彩で、カラーの保ちも良いので、花嫁に人気です。爪の強度がアップするので、自爪が薄い人や弱い人にもおすすめ。丈夫で3週間程度もちますが、あまり早くに施術するとジェルと爪の根本に隙間ができてしまうため、挙式1週間前~2日前くらいまでの実施が目安です。

スカルプチュア

自爪の上にアクリル素材をのせて作る人工爪のこと。アートの保ちも良く、爪の長さや形を自由に調整できるので、自爪を伸ばせない人におすすめです。ただし、強い衝撃で折れることもあり、長さに慣れていない人は生活しづらいと感じることも。施術時期は、ジェルネイルと同じく、挙式1週間前~2日前くらいがおすすめです。

コーデを意識してデザインを検討。通い慣れたお店での実施がおすすめ

自分に合うネイルの種類が決まったら、雑誌やSNSなどを参考に、デザインを検討しましょう。花嫁のセンスをさりげなくアピールできる「ブライダルネイル」。ヘアメイク同様、会場のイメージやドレスの雰囲気に合ったカラーやデザインを選び、素敵な花嫁コーデを完成させましょう。また、指輪交換の場面などで手のアップは必ず撮影されるので、ブーケや結婚指輪との相性も考えて決めることも大切です。
通い慣れたネイルサロンや、爪のケアを願いしたサロンで花嫁ネイルもお願いすると、自身の爪の特徴やお悩みが共有済みなのでスムーズ。施術当日やチップをオーダーする際は、より具体的に希望を伝えられるよう、好きなデザインのキリヌキなどがあれば持って行きましょう。

人気のカラーやデザインは? おすすめデザインもぜひ参考にして

不動の人気を誇るカラーは、清楚でどんな色やデザインのドレスとも好相性なホワイト。また、女性らしさを高めるピンクやベージュも、ホワイトと同じくらい高い支持を集めています。デザインは、指を細く長く見せるフレンチネイルが定番人気。左手薬指だけにストーンを配するなど、ポイントアートを楽しむ花嫁も多く見られます。お色直しのカラードレスの色に合わせたストーンや柄を配して、どちらにも似合うようアレンジする花嫁も多数。下記にあるスタイル別おすすめデザインを参考に、お気に入りの指先で当日を迎えて。

スタイル別おすすめデザイン

清楚な雰囲気

ピンクカラーに白でレース柄を描いたデザインは、花嫁らしくて可憐な雰囲気。ホワイトのシンプルなラメグラデーションや、淡いピンクやホワイトのネイルに小粒のパールをアクセントに添えたスタイルも、ノーブルで印象的な手元を演出できておすすめです。ラメも細かな粒子&根元に付ければ上品にまとまります。

キュートな雰囲気

ピンクから白へのグラデーションカラーに、同系色の小花デザインをプラス。優しく可愛らしい手元を作り出せます。丸くて立体感のある花びらなら、よりガーリーな仕上がりに。コーラルピンクやイエローなどのビタミンカラーなら、明るい雰囲気がアップします。

ナチュラルな雰囲気

肌なじみの良い淡いピンクや上品なベージュに小粒のストーンを置けば、派手すぎない綺麗な指先に。海が見えるリゾートウェディングなら、くすみブルー×白に押し花アートやワイヤーを組み合わせたデザインも素敵です。

華やかな雰囲気

鮮やかな赤色や2色使いなど、カラー使いに工夫を。立体的なデコレーションや大粒のビジューに挑戦するのもお洒落です。爪先にラメやストーンを配すれば、キラキラ存在感のある手元に。なお、立体的なデコレーションを施す際は、指輪交換時の邪魔にならないよう、左手の薬指は避けて。

シックな雰囲気

ホワイト×グレーの組み合わせは、大人な顔立ち。シルバーのビジューやストーンをプラスすれば、より洗練度も高まります。マットなくすみカラーも、落ち着いた雰囲気を演出できておすすめです。